2017年あけました 【年賀状】
歩こうよ 風を感じて新鮮に
どうやら今年の誕生日からは後期高齢者の仲間入りをすることになる。高齢者なんだとまだ自覚しきってないのに、「後期」だなんて…!!
もう後が無いと言われているようで嫌だと言った先輩に「光輝」って自分だけでも思っていたら?光り輝く好い年齢となったと誇らしく思いましょう…と他人事だから言って逃けて澄ましていたが、自分が成るとなるとやはり大したことでもないのに引っかかるものなんだ…。
そして同い年の方からはもう年賀状を出すのを控えますと昨年に宣告を受けた。もう???
私も年賀状を出さないこと、書かないことを考え出した。辞めようかな、どうしようかな…。
1年に一度の交流でしかない人もあるのに受けると楽しいものだ。味わいのある凝った賀状をしみじみ手にしてどうしているのかと想いを馳せたりする。
お顔を思い浮かべるエピソードを思い出す指先を思い出すプレゼントを思い出す口調を思い出すなどなど…
いいものだね、例え一年に一度だって相手を感じる年賀はがき。頑張って生きているという証を頂いたような気もしてくる。頑張って生きる重さを感じ勇気づけも頂いた。
気持ちまでもこの風邪に落ち込まないようと、喝!
番い鳥 南天の実を啄ばみぬ
紅白の歌合戦に 沿えず居る
炬燵にみかん ひと頃の家族の輪
必死なり 箱根駅伝観ている身も
日差し穏やか 騙されて春コート
マフラーを巻かずの我に忍び込む
――暮れの街独り闊歩の時でした――
雑踏に二人が笑う枯葉舞う
凩に吹かれ さわさわ歩く声
寒風に押され枯葉は追い越しぬ
追えぬほど枯葉転がすこの寒風
―――
今は昔 寒太郎なら知りませぬ
風邪菌は除けて回ってくれたのに
マスクマフラー私をガードしてくれぬ
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