秋の長雨…何だか爽やかな気分がしない。
仕方がない…悩ましくもある文学の秋とそしてちょっと不釣り合いな食欲の秋…とするか!!
以下は ジャパノート 秋の短歌 から
秋もやや はだ寒くなる夕風に あはれ初雁なき渡るなり
樋口一葉
秋の日はさびし切なし部屋の棚 あらゆる花をもて飾れども
与謝野晶子
雲去ればもののかげなくうす赤き 夕日の山に秋風ぞ吹く
与謝野晶子
稲刈りて淋しく晴るる秋の野に 黄菊はあまた眼をひらきたり
長塚節
秋立つとおもふばかりをわが宿の 垣の野菊は早咲きにけり 伊藤左千夫
さえざえと今朝咲き盛る白菊の 葉かげの土は紫に見ゆ
北原白秋
青白し 寒しつめたし 望月の 夜天に似たるしらぎくの花
与謝野晶子
※青白し 寒しつめたしもち月の 夜天に似たるしら菊の花※
たまくしげ箱根の山に夜もすがら 薄をてらす月のさやけさ 斉藤茂吉
秋雨は別れに倚(よ)りしそのかみの 柱のごとくなつかしきかな 与謝野晶子
ながながと折れたるままに先青み わづか擡(もた)げてコスモス咲けり
若山牧水
こすもすよ強く立てよと云ひに行く 女の子かな秋雨の中
与謝野晶子
水のへの光たむろに小蜻蛉は ひたぶるにして飛びやまずけり
斉藤茂吉
ただひとつ風にうかびてわが庭に 秋の蜻蛉(とんぼ)の流れ来にけり
若山牧水
まもりゐのあかり障子にうつりたる 蜻蛉(とんぼ)は去りて何も来ぬかも
斉藤茂吉
宮島の紅葉が谷は秋闌(た)けて 紅葉踏み分け鹿の来る見ゆ
正岡子規
朝月は小萩の露にしづみけり あかつきやみのこほろぎの聲
木下利玄
もみぢ照りあかるき中にわが心 空しくなりてしまし居りけり
斉藤茂吉
武蔵野の萩わけゆけばわが袖に 結ふとしらで結ふ露哉
正岡子規
人はみな去ねよとゆふべ鐘鳴りて 黄葉のたに煙ののぼる
中村憲吉
むさし野に 消えにし露の名残にや 我のみ今も袖しぼるらん 正岡子規
人形の 秋の素肌となりぬべき 白き菊こそ哀しかりけれ北原白秋
若き身の 恋するやうに秋の雲 動きも止まずほのかなれども与謝野晶子
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追記:わかった~!
アップする前に「保存」という青いところが あります。
その上にこの投稿に対して…:についてチェック欄があります。
「自動リンク(レシピ)」にチェックしていました。
これが、食品に関する文字に反応していたんですね。
早速チェックを外しました。
青白し 寒しつめたしもち月 (望月)の 夜天(よぞら)に似たる白菊(しらぎく)の花
与謝野晶子
この歌ですが、望月(もちづき)の、元歌がひらがなで表記されているので「もち月」としますと、”もち”に掛けた覚えもないのに、リンクされるようになっているので、(しら菊の花)もです。
謎でした。
なぜなのかわからないままに、漢字で書いてみたり括弧を付けてルビを振るようにしてみたり、なんとかリンクを外すように試みたのですが、無駄でした。
その”もち”は試しにリンク先をみてみますと、なんと”E・レシピ”に飛んでいくんです。「お餅」です。
仕方がないので、ここでは無駄なことをしました。
意図してお月様の方にリンクさせました。お読みの皆さんは、こんなことにリンクさせるの?とお思いでしょうね。
(実はこれもアップして分かったのですが、徒労でした)
以上のような訳です。
謎の部分は多分、ウェブサイトから頂いてその文字を打ち直してはいるものの、何らかの「元ウェブサイト」の作用が施されているのかと思います。
ああ、やっぱり駄目でした。「もち」のリンクは外せません。編集では望月でリンクできるようにできたのですが、そのままアップしても、しつこく「もち」だけにリンクとなります。気味悪い…。なぜ???
HTML編集でも何回か試みているけれど、手を替えてもう一度、挑戦!
アップしてみたが、やはりしつこく「もち」にリンクされている!
でも、このMOREの上では「もち」にはリンクされてない!で最後の挑戦とここでのリンクされていない方の歌をコピーして貼り付けたのに、上の版に持って行くと「もち」「菊の花」にリンクマーク。
それがこちらで何も操作していないのにです。不思議です。
ながながと、失礼しました。