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一生に一度の名誉なこと

「春の叙勲 勲章伝達式」に参加してまいりました。
一生に一度の体験と心に刻み、感激の一日でした。
私は何にもしていないのに、ベターハーフ、私の相棒の
彼の業績があったればこそ…と。
日ごろはちょっと彼に対して生意気な態度をとったりしますが
今日はひたすらお蔭さまと心から思いました。
とても誇らしいと思いました。現金なものです。

生活に品格は持ちたいと思うけれど、
世間一般からは少々ずれているような日常が展開され
どなたも真似をし難いような傾向の生活を
繰り広げていると思っています。
そんな風に私が思っているとは
彼も知らないかしら?

娘たちには「パパと結婚して良かった」と
スピーチするほど素直な気持ちで
喜びに満たされました。
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夫は、瑞宝中綬章を受けました。
勲章がどうというのではありませんが、
こうして夫が好きなことを一途に生涯をかけて研究した
その成果と言いましょうか。
自己満足だけではなく推薦されて選ばれたということに
本当によかったねと称えたいと思います。
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受章式会場近くのホテルはどこも満員。

娘が会員となっているホテルを選ぶことにしました。
子や孫たちと、叙勲のあと、お祝の席を準備してもらい
早速頂いた勲章を披露できるよう段取りよく、
受章後計画を娘たちが設定してくれました。

私の衣装は、色留袖に決めました。
このとき以後はあまり活用されないだろうと思われるし、
着用後の始末も気にしなくてもよいし貸衣装は満足でした。

夫が主役なのだからあまり仰々しくないもの、
華美に目立ち過ぎないもの、と自ら注文していました。
ただ、帯は汚れにくく後の手入れの心配は少ないので、
自前にして、金糸銀糸のバックと草履は、
多少奮発する気で新調しました。

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このホテルは娘の家の近くですが、衣装の着付けや結髪など
早朝にスタンバイしなければなりません。
7時半には美容室に行くことになったので
娘宅よりもホテルに泊まるのが一番としました。
その前日の夕飯は、ちょうど学校のことなど都合よく
時間ができた孫娘と長女がホテルに会いに来てくれまして
夕飯を食べたりして、ひと時を楽しみました。

名誉教授となっている国立大学から、
伝達式等についての注意書きが12ページにわたって
約一か月前決まった時点で送られていました。
一番には時間の決まり、勲章を持ち帰るバッグなど、
写真も伝達式の時は邪魔にならないような範囲で
撮っていいが皇居内では撮ってはいけない、
さらに業者の勧誘には気を付けて…などまで、
かなり行き届いたご注意の文面でした。
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夫は番号が早いほうだと知りました。
いくつにも受付の場所が分かれていましたが、
受付第1係でした。
そういえば皇居に移動のバスは、なんと34台も連ねて
おりましたが、私たちは第3号車。
なんでも早い順番で先にされる取り扱いでしたので、
夫のもらう勲章もそういう位置だと実感しました。
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伝達式の会場では配偶者は叙勲者とは別の席に座ります。
叙勲者は指定された席ですが、配偶者は2階の自由席です。
たまたまお隣の席の女性は広島から出席とのことでした。

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このたびの叙勲者の中には、代表で北島三郎さんが
壇上に認められました。
サブちゃんは馴染みのない本名で呼ばれていましたが、
文科省 馳大臣は勲記を読んで手渡すときに”サブちゃん”と
呼んで渡されたので会場はわぁ~と小さくざわめきました。
ほかに宝塚スター鳳蘭さんや俳優の富司純子さんが
居られたようでした。
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初めに例のごとく全員が立位になって、国歌斉唱です。
そして勲記と勲章を代表に渡されて式が一通り終わるころ、
山田流筝曲の演奏がこの祝う気持ちを称えるように
演奏してくださいました。
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彼の勲章は首から下げるタイプのものでした。
思ったより立派で美しいと思いました。
こんな感想を述べるとは…、
恐れ多くも…というべきことかもしれませんが。
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皇居への道のりを撮りましたが、皇居内では撮影禁止。
残念でしたがそういう決まりで仕方がありません。
皇居宮殿では春秋の間に通されました。
天皇陛下は3時30分にきちりとお出ましでした。
私たちは1時間近く前にスタンバイです。
叙勲者は9列、配偶者は5列と指示されて並んで待ちました。

配偶者は主に女性、叙勲者は主に男性です。
その整列の上手さはやはり叙勲者でした。
女性たちは男性の並びの約半分なのに待つ間のわずかな時間に
すぐ乱れます。3列になったり、4列のところもあったり…。
春秋の間に入るときはきちんと5列でしたのに…。
なぜ、きちんと整列できないのか不思議な気がしました。

やがて、私たちには見えないけれど、ガラス障子のような
入口がスススーと音がして開きました。
いよいよ天皇両陛下がお出ましになられたと
その音で思いました。
ガラス障子の音でしかわかりません。
なぜなら、叙勲者の男性が9列の厚い層で、
女性よりも背丈の大きい方たちですから。

天皇陛下のお言葉は
「皆さんおめでとう。日夜 研究にお仕事に励まされ、
日本の人々ために役に立つ成果を収めてくれたことは、
非常にうれしいことです。
心から感謝をするとともに礼を言います。
また更なるご活躍を期待しています。」

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文科省の進行役は、待ち時間を上手に冗談を交えて
緊張を解きほぐすような配慮がありました。
陛下のお話が終わると、皆さんの周りを近々に歩いて
退室されますが、三番目に歩かれるのが陛下です…
と、説明されていましたけれど…。
もちろん日本の国で陛下を知らない人はいませんもの。
ちょうど男性と女性の区切りにほぼ3mくらいの
道を作っておりましたので
女性の前の人と男性の後ろの人たちの通りを
進んで来られました。

ちょっと寂しいと思ったのは、皇后さまがお見えに
ならなかったことでした。
やはりこういうときに感じるのは、女性は「華」なんですね。
叙勲者だけでなく配偶者も呼ばれたのは、
華という役割もあったんでしょうか。
衣装はこれこれという指定も、礼服であること、儀礼であるので
大事なことですね。
実はスーツ、ワンピースとも書かれていましたので
畏まった服を新調したいと思ったのです。
それなら人手を借りなくても上手に着用できますもの。
でも、和服で出席できてよかったことと感想をもったのでした。


陛下よりいただいた餡入り和菓子です。
ここに集まったみんなが
一口ずついただきました。
この日のために平日ではあったのに、
それぞれ仕事がある日に
一族が集まって祝うことができました。
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それぞれが色紙に寄せ書きをしてくれました。
お母さんも書いてくださいと言われて、一言お祝いを書いておきました。

このページの冒頭に書きましたことー、
Mさんと結婚してよかったということです。
いろいろなことがあったけれど、
こうして良い子たちに囲まれ、前途ある孫にも恵まれたことは
Mさんと結婚したからです。うれしい日です。
有難う、そしてMさんおめでとうございます…と。

夫も家族の会、お祝いの中でスピーチをいたしました。
私の心に残る言葉には、
今まで妻に、子供につらいことも強いてしまったこともあった、
自分の研究に没頭するあまりに、今思えば悪かったと思う
(え?そんな…)こともあったなぁと思う。
それから、まだもう一冊本を書かねばならないと思っている。



まだまだ頑張ろうね。
応援しているから大丈夫です。
でもいつものように凝りすぎないように。
完璧ばかりを追わないで気楽に纏めてね。


いろいろな研究をした中で中心となった研究は、『対人魅力』という分野で、人に対する好意(好き)と愛を区別したことです。

「人間は、自分により多くの成果(満足)をもたらしてくれる他者に好意を抱く。しかし、愛はむしろ他者に対して成果をもたらすことからなっているといえる。好意の形成が自分本位の利己的なものであるのに対して、愛は相手本位の利他的なものであり、好意と愛はこの点で対照的なものであるといえる。好意の強烈なものが愛ではないのである」。


「愛」は人を優しく包んだり、かばったりなど、人のため、他の人を想ってする行為と言えるが、「好き」は自分が主体で自分の赴くままに相手がどうあれ自分自身の感情のことだと、はっきりと区別している。
この理論を読んだものは、これを納得し今の感情は「好きなのか愛なのか」を識別する大きな手掛かりだと、夫は言う。
〈そう言われればそうだわ〉と、私も思ったが、インターネットで取り上げられた研究者から、教鞭を取る方々まで、明解な解釈がなされたため区別して教えられると喜びを隠せない反応だった。
その理論を手づかみで救い上げられ「ナントびっくり! 好きと愛は違うなんて!」とこの理論に目をつけて噛み砕いて教えられた諸先生方に、理論を解き明かした夫は、感謝申し上げたいと感じたようだった。

また、以前話題の中で面白いことを耳にした。
「愛」は真ん中に心があるので真心、「恋」は下に心があるので下心、…
う~ん?! はじめ言葉で言われたので、何を言われているのか即座にピンとは来なかったが、その文字を思い浮かべて「なるほど!」と思った。
面白いということも…だが、「それも真だわ」と、手を打った。
文字を思い浮かべればわかりやすい表現だった。
果たして文字の成り立ちからは、そのことを言っていたのかは疑問であるが…。















我が家ではお正月に、それぞれが今年の目下の取り組みや目標や希望など述べあっています。
できるだけそれに沿うように努力というか、時には運が伴うようなものさえもありますけれど、なるべく言っておいた方が実現しやすいと思いを発表しています。
わが夫は一昨年、「今年はミラクルを起こしたい。皆をあっと言わせられるように頑張る」というようなことを述べました。
翌年、孫の一声は「じいじのミラクルは何だったの?」と言われて「参ったなぁ、何も起こらなかったね。」と仕方なく頭をかきかき夫は謝りました。
たぶんあるテーマで本を仕上げたいと準備していましたから、出版する心づもりだったのだと思います。
まだ、さらに念入りに頑張っていて、時間も他に取られていましたし、無理だったかと判断できますので、ゆっくり纏めるとよいと、私は気長に待っています。

ところで、このたびの叙勲はまさしくミラクル的出来事でした。
色紙のタイトルが
 『2016.5.12(木)
   ”ミラクル”が起こったよ☆彡
  叙勲おめでとうございます!!』  
これは娘たちが色紙のタイトルを考えて書いてくれたものです。

子供や孫たちはそれぞれ今の思いを短く書き連ねて寄せ書きをしています。私は、この日の興奮冷めやらぬ思いをマジックペンで書きつけていました。
「心からおめでとう!よかったネー! ほんとうにほんとうに良かったと思います。私、○○さんと結婚してよかったと、結論めいて思いを深めています。良い子たちに恵まれ、良い家庭をそれぞれ営み、良い後継者も出てきそう…♡
ほんとうにおめでとう。」
今読み返すと、もっと別なことも書きたかったとか思いが膨らみますが、その時の思いが素直に書けていると思いました…ワ!

寄せ書きの中には「さすが!・尊敬の思いを続けてくれた・すごい・長年の功績・お手本・貴方の子供で良かった・優秀・自慢・頑張る・立派な大人に・○○に続け・お体に気を付けて・名誉・素晴らしい・……」このような言葉があちこちに散りばめられていました。
本当によい記念と思い出の一枚になることだと思います。








by nagotu3819 | 2016-05-29 05:05 | 私の原風景


その時々の想いを趣味や日々の献立などを載せながら楽しくアップします。ブログ内の記事等の転用は管理人にご一報ください。


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