いつもブログでは、臆せず好き勝手なコメント、一方的に感じたコメントを出しているのに、いざ直にお目にかかるチャンスが来ると、なんでしょうか……、このワクワク感は!いつもとは違う刺激的な気持ち…。やはりお互いに長年のブログ読者なので、お逢いすると一応は「はじめまして…」とご挨拶はするものの、すぐ昔からの知り合いの如くに打ち解けていった。この親しい気持ちの広がりは、他にはなかなか類はない。良い味が伴うような自由さで広がり、気持ちが好いことだった。
東京駅で会うことにしたけれど、待ち合わせ場所は「銀の鈴」のガラスケースの前とのお申し出あり…。ちょっと恥ずかしい。だって東京人とは思えないような方々が、その待ち合わせの周囲にいっぱい…。
そう言えば…と、以前、東京駅でオフ会をしたKさんの時を思い出した。あれは、丸の内中央改札口で…、だった。お互いに「私よ」というヒントが全くなかったので、私がそれらしい人に声をかけた途端に、背後から「そよぎさんですか…」と肩をたたかれましたっけ。その時のきっかけは、アクセスを積極的に言って下さったKさん。「次は飲みましょう」と言って別れたのに、その後ちょっとした事情が出来てしまい、まだ二回目は無い。でも、ブログで消息が分かるので今はこの状態でも満足の域にある。そのうちにね。
いまは携帯という便利な利器があるので、出会いもさほど心配はない。
「今新宿から地下鉄に乗りました」とか、「何分に待ち合わせ場所に着くと思います」とか、逐次ご報告がある。
今日は「生なり色の帽子を被って新書版の本を手に持っています」と知らせ、まだ見ぬお方は「ピンク色のシャツに白いパンツ姿」との情報交換…。
満面の笑みで派手に手を振ってくださる方が近づいてくる。しかし、あの合図は私の後ろにでも居られる方にしているのかなと、一応後ろを確かめた。
何せ3連休の最後の日で、待ち合わせ場所はいつもよりもずっと沢山の人出があった。
待ち合わせの人たちが、一人消え、そして、ぽちりぽちりと無事に会えてどこかへ消えて行っていた。
だから、遠くからながら、手を振る方も私に対する方とは思って早とちりをしてしまいそう…。
思わず、後ろに該当の方が居るんじゃないかと、私だけが待ち合わせではないと、用心しながら振りかえってみた。
や、や、や!
まさかの私への合図であったのだ。
彼女は愛想のよい、可愛いお方であった。
大分待たせてしまいました…と言われたけれど、この人の多い東京で、待っていてもちっとも退屈しない。期待しながら待つことも楽しかった。
趣味のこと、観劇観賞・芸能関係のこと、そしてもろもろの日常生活に役立つようなことまで、いろいろ話は豊富。古い友だちももちろん素晴しいと良いのだけれど、初めてお目に掛かってのお話もまた、なかなか素晴しく玉手箱から何が出てくるかみたいな、胸躍ることでもある。ブログの友だちという、まんざら知らない仲ではない。前前より、ブログの読者で全くの知らないもの同士という訳でもなく、旧知の仲のような感覚で、多方面に亘っての話に盛り上がる。
今回は三姉妹での二泊三日の旅の終わりに会うようにしたのだ。良いね、こういう展開も…、私たちらしくて良い出会いだったわね…と、言いながら、18時に帰り支度となり、新幹線乗車のご予定でそれぞれのお家方面へ向けてお帰りとなった。また機会が出来たら会いましょうと、お別れであった。
大変充実した時間の凝縮、好い時間を送れたことを喜びと思った。
またね~、またね~(^!^)/~
by nagotu3819
| 2015-07-22 00:07
| 交友録