“歩く仲間会”に出席して⑤ (完)

まだ、松江フォーゲルパークの中です。
歩く「歩道」はかなりの傾斜で、かなり高い所まで上ってしまったようです。本当に長い長い歩く歩道でした。
こうして立っているままで山を上って来てしまい帰り道の下り方面が心配になりました。係りの方に尋ねましたら、足の弱い人は、車で運ぶようになっていると言うので安心しました。
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手を伸ばせば珍しい南国の鳥やペンギンたちと遊べます。
きっと子どもたちは恐がりながらも、夢中になるでしょう。
ここで、7歳の年の開きを感じてしまいました。
私たち教師組は、結構歩いたので、疲れが出て来ました。同僚をみると、やや、足を引きずり体を振って歩かれていました。
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ようやく、2連泊のホテルに戻り、玉のように煌めく肌になるという温泉(一度入れば肌はキラキラ若返り、二度入ればどんな病気も治ってしまう)は枕草子にも登場している美人の湯ということで、ゆっくりと身を委ねました。
その晩は、生徒の皆さんはお得意の喉を聞かせてくれたのでした。
みんな、上手い!
情感たっぷりに歌い上げています。私たちは専ら、聞き手となって耳を傾けて、そしてお喋りと笑いの中、23時まで広い貸切の部屋で楽しみ明日に備えました。

3日目。
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幹事の方のお家の方面に須我神社があります。そこでの説明が、幹事の方のお兄さん…アンちゃんです。初日にどじょう掬いを踊ってくれた人です。
『古事記』によれば、須佐之男命(すさのおのみこと)は八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した後、妻の奇稲田比売命(くしいなたひめのみこと)とともに住む土地を探し、ご当地に来て「気分がすがすがしくなった」として「須我(賀)」と命名し、そこに宮殿を建てて鎮まったという言い伝えがあります。これが日本初の宮殿ということで「日本初之宮」と呼ばれ、この時に須佐之男命が詠んだ歌
※「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」
が日本初の和歌ということとして、「和歌発祥の地」とされています。
日本で最初に詠まれたと伝わる有名な和歌です。
須我神社はこの歌を詠んだ場所でもあり、「和歌発祥の地」とされているだけではなく、須佐之男命の「愛の巣」としても有名で、そのパワーにあやかろうと縁結びを願う人も多い場所です。

このように由緒正しい神社がかなり町からは離れていましたが、良く見ればここにお参りなさった宮様のお写真が飾ってありました。先日出雲大社の宮司さんと婚約を発表された方の姉君でした。
蛍の群舞も見られる、とても素晴らしい所です。
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こちらのアンちゃんは、いつもボランティアで説明しているので、とても説明がお上手。
しかし土地の言葉で、少々考えながら聞かせて頂く箇所もありました。ズウズウ弁なのです。
東北でもないのに、ズウズウ弁というのかしら…と、思っていたら「松本清張」の小説に、トンだ離れた所にズウズウ弁らしき言葉を使う地方があると言う発見で、犯人が割れてくる話があったのです。
そう、それは「砂の器」でした。
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それがここなのね…と、納得したり、ユーモアたっぷりでちょっとエッチな方向で解説されるため、周りでは「この方はセンセイ、センセイだからネ…」と失礼のないようにと心配しながら囁きだすほどでした。そんなふざけた面白い説明も「構わないよ」と言いながら過ごしました。
そんなことで生徒側がはらはらしている場面もありましたが、当の先生たちはそんな気づかいなく一緒になって笑ってたことでした。
Atukoさん(幹事さん)が、美容院を営んでいるお店にも立ち寄りました。頑張っている姿は何よりも嬉しく、そこまで連れて案内はとても尊く感じました。
そのあと、島根のおそばを食べて、名残り惜しくもお別れです。
帰路は出発地の玉造温泉駅。
マイカーを出していただき駅まで送って貰いました。
特急「やくも」に乗って、岡山で新幹線に乗り換え、名古屋に到着。










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皆と別れた後、同行の先生方と、この度の余韻を味わい少しの疲れを取りながらお茶をして、しばし過ごしました。
また1か月後に逢いましょうと別れた後、我が家で美味しいワインを飲み、お土産話に花を咲かせました。

本当に嬉しく楽しい良い時を送らせて貰ったと、感謝の気持ちでいっぱいになりゆっくりと自室で休みました。


※「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる この八重垣を」
雲が何重にも立ちのぼる――雲が湧き出るという名の出雲の国に、八重垣を巡らすように、雲が立ちのぼる。妻を籠らすために、俺は宮殿に何重もの垣を作ったけど、ちょうどその八重垣を巡らしたようになあ。
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by nagotu3819 | 2014-06-23 00:31 | 健康・エクササイズ | Trackback | Comments(10)
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Commented by sato933 at 2014-06-23 17:57
みなさんの笑顔を拝見して
楽しかった様子がうかがえます。
1カ月後がまた楽しみですね^^
Commented by koneko3y at 2014-06-23 21:57
中身の濃い3日間でしたね。
心の交流がある良い旅だったことが
良く感じられました。
Commented by time2022 at 2014-06-24 03:55
三日間見応えのある旅でしたね…。◠‿◠。✿
楽しく拝見しました
「砂の器」の亀嵩はここですか…
やっぱり、ズウズウ弁でしたか?
松本清張好きで夢中になって読みました
お食事も美味しそうなものが沢山出てきましたね
郷土料理でしょうか
旅は思い出になるとよけい楽しいですね…(•‾⌣‾•)و ̑̑♡
Commented by yasukon20 at 2014-06-24 05:37
おはようございます。
まとめて(笑)読ませていただきました。
7歳しか違わない生徒さんたちとはもう同い年ぐらいに・・・(笑) 
出雲弁は本当に難しいですよね。友人がいます、どうしても方言が抜けない(笑) しかしそれもまた良いものです。
「砂の器」 方言で犯人像が浮かぶのも有名な話ですね。
芸達者の生徒さんたち 本当に楽しまれましたね。
教師冥利に尽きるのではないでしょうか・・。
Commented by nagotu3819 at 2014-06-24 09:04
♣ さとさん、ごきげんよう。
行く前の決心は、ちょっと遠いし参加するのは止めようかとも思いました。
行くことにして良かったと、生徒の笑顔にあい、新幹線に乗りこんだ時すっかり旅を楽しむ気分200%に。
感心しながらも、本当に楽しんでしまいました。
また逢う約束は、写真の交換です。
そして行かれなかった同僚との交流も兼ねて、教師側のお約束となっています。
Commented by nagotu3819 at 2014-06-24 09:11
♣ こねこさん、ごきげんよう。
写真のアングルなど余り考えていない、ただ無闇に記録として撮っただけのものをブログに載せました。
旅の写真なら、風景を美しく良い所を懸命に捉えようとするのですが、私のは、交流の思い出…。
気持ちの楽しさだけは、お伝えできたようで良かったです。
やはり心が満たされるような旅でないと、旅の良さとして思い出の中にしまい込むことができませんよね。
今回は、スペシャルなものでした。
Commented by nagotu3819 at 2014-06-24 09:25
♣ タイムさん、ごきげんよう。
>「砂の器」の亀嵩はここですか…
その場所の名前は、私うろ覚えでした。
亀喬だったかしらとか、覚えてなくて…。
この辺りは雲南市で、須賀神社は大東町須賀です。
アンちゃんのお話を聞いていたら、多分この辺りらしいと思いました。
蛍の生まれから死に至るまでの話も、大変愛情を持って解説されたのよ。彼は塩野さんです。
一言一言が味わいのある言葉で、忘れたくないものでした。


Commented by nagotu3819 at 2014-06-24 09:41
♣ ヤスコンさん、ごきげんよう。
人によっては7歳の開きなど感じられず、こちらが経験不足で年齢のことなど言えないくらいでした。
教師になったことは、これから大きくなり成長する途上にある多くの人たちと、触れあう機会があったことです。
大学出たての、見るもの聞くものその現実が全て新鮮で、心が解放されるような広い世界が見えて来たような…。
それが子育てなど私の地理的環境に親や知り合いが居なかったために、この魅力的な職業を一時捨てなければならなかったことです。
わずか3年しか教諭として就いてはいません。
その後、非常勤講師などで教壇に立って居たい、関わっていたいと思い、そうした生活にも細々と繋がりつつ家庭も大事にしつつ…と。
だから私は如何にも教師と言う感じではありません。
何でも興味津々の主婦の風情でございます。(*^^)v
Commented by マサル at 2014-06-27 09:47 x
おはようございます。初めまして。
おーちゃんの ところから来ました。
お食事の写真 時々見てます。

私が 住む街に 旅行なさったのですね。
毎日通る 駅前の写真には びっくりしました。
須我神社は 山の奥の 静かなところ、神秘な雰囲気が漂っていませんでしたか。
お神楽も有名なんですよ。
Commented by nagotu3819 at 2014-06-29 23:08
♣ マサルさん、ごきげんよう。
ちょっとPCから離れて居た時にコメントを頂いたのですね。
気付くまで間がありまして、お返事が遅くなりました。
そうですか、この周辺にお住まい?
急に親しさを感じました。
日本の中は狭いとか言っても私にとっては広~~いです。行ったところが少ないからです。
旅行先はそんなに多くないので、全国的な規模でのメル友となりますと…。
でもPCって善いですね。
いつの間にかブロ友さんとこうしてメールのやり取りが簡単に出来るから。
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