昨日は女性の日と考えようとの思いで、過ごした。バレンタイン・デーだ。
なんだか、商業ベースに乗せられているのかも…と思うと、気恥かしいのだが。
とにかく、女性からプレゼントをしてみようかなという気を起こさせるのだ。
子どもたちの作ったケーキがあるのよ、あーちゃんへの物もあるから持って行こうか?
それとも、来る?と携帯メール。
ちょうど、歯科大へ治療に向かっていた運転中の車の中で受けた。
孫たちにも会いたいから、夕方行きますと返事のメールを送った。
そして、歯科大の帰りに寄り道をした。
娘宅へ夕方行くのだから、娘婿へバレンタイン・チョコを用意しようと、デパートへ向かった。
そしてこの近くに同級生の友だちが居たのを思い出した。
過日突然お邪魔して、お庭の柿を頂いたり、時には野球の試合シート券を回して貰ったりしていたのだった。この際お礼を…と、途中お寄りしてチョコをお渡しした。
「えっ、…嬉しいな」とても素直に言ってくれたのに、「ごめん。ほんの気まぐれです。娘婿に用意したので、Sさんがこの近くにお住まいだったわ、ついでに…なの。」とチョッピリすまない気持ちで。
同級生で、遠い親戚にもなるのだけれど、やっぱり気を使うよね。
何でも無いのにお相手に気を回されるのも嫌だし…。
義理チョコだの、友チョコだの…と、言い訳も用意されているようだが…。
夕方は楽しいひととき。
ここでの孫娘は16歳のお姉ちゃんと11歳の妹のふたり。
ママの手を一切借りずにバレンタインのチョコレート菓子を2日間で作ったと言う。友だちがいっぱいで、今の子どものお付き合い。
大きくなったね…と感慨無量。
チョコが行ったり来たりのドラマがあった、結構大きな紙バッグを提げて帰宅した高校生と、小学生の妹は友だちの家に集まって楽しみ会とお菓子の交換会だったという。
それぞれの楽しみ方ができる良い子に育ってきていると、「三文安」の心も手伝って居るのかもしれないがと自分をいさめながらも目を細めて眺めていた。