お友だちを見舞うはずだった。
けれど、「だめ、恥ずかしいわ~、嫌よぉ。もう少し治ってから会いましょうよ~ぉ」と、断られた。
それもそうだ。
私だって、Sさんの身になればちょっと会いたくない…かも。
少しでもよくなってから…、元通りになってから…と思うだろうなぁ~と、同情した。
お見舞いのおしるしでもお送りしたいとデパートに出かけた。
散歩しながら…。
その途中の道草である。
いつも、ブラリと立ち寄る小さなお店。
お喋りしながら、色々なことを伺う。
結局は何も求めず仕舞いとなってしまった…が。
ごめんなさいね、また寄らせていただきます…と、おいとましたが、爽やかな心地よいオーナーだったとの印象が脳裏を占めた。
写真いいですかと、お尋ねして撮らせていただいた。
でも、少し遠慮して。
だって、かなりオリジナルな商品が多いし、多分真似されたら嫌だろうなと察せられたから。
ほんの少し、撮らせていただいたお店と、素敵なセンスの持ち主のオーナー。
わ~、素敵なお店ね、写真で見るとまた、違った目で見えて、好い感じだわ…とご自分のお店の評価。
私よりひとつお若いということが、お年を聞いた訳ではないのに分かった。
ご自分でおっしゃられたからだ。
お会いする皆さんに、お若いといつも言われている方なのね…。
持って生まれた光るようなセンスも若さを保つのを助けてくれているのだと思うわ。
うらやましいことです。