これは、Akasakiさんという方のお人形。
妹さんと協同で、ギャラリーを開いている。
世間には趣味をもった人は五万といる。私が舌を巻くのは趣味としてだけではなくてそれを2カ月に1回のペースで、新作人形を発表していること。
偶然だが同年齢。その方がず~っと創作なさっていて、新聞に取り上げられて、さらに人形がテレビドラマの脇役?に登場したり、工夫に工夫を重ねアイディア作品を展開している。
作家は、その人形たちをアクターとして、小さなドラマを演じさせている。
その人形のサイズに合うような小道具もだんだん揃ってきて、今や目を見張るばかり。
そうこうしているうちに、訪れた方が小道具を作ってくれたり、見かけたからと仕入れて来てくれたりと、自発的に協力する人も現れるのだ。
道はおのずから開かれるようですね。
作品の一部です。
このような作品群が5コーナーに分かれて静かに人形が演技している。
友達の紹介で、初めて訪れた時に、それらの作品と完成までのよもやま話を聞いていたら、自分のこれまでの時間は一体何をしていたのだろうと、振り返ってショックを感じてしまった。
何一つ、物にもならないで、続けられない条件が出て来て、仕方なく切られてしまったような気がした。
自分の気力が、才能が、足りないことも挙げられるのに、自分の取り巻く環境のせいにしたくなった。そして、ただ取り戻せない時間を後悔していた。
その後何をしたかというと、な・ん・に・も…!
あの時のショックを力にして何か始めれば、時間と言うものを取り戻すことが出来るであろうに、本当に、思うだけの役立たずの人となりだと、落ち込んでいる。
今彼女とも、とても良い友達付き合いをさせて貰っているのである。
by nagotu3819
| 2011-02-19 20:04
| 交友録