奥能登の旅③

第3日目は、奥能登の旅のまとめ?
松本清張の推理小説『ゼロの焦点』の舞台を思いつつ
風景を眺めて思いを巡らせてみました。

主人公が新婚の夫を探して能登に来る。
突然の失踪に夫をめぐり追い詰めて行くと
どんどん不思議さが増していき
解決されるまでに夫を含めて5人が
死んでしまうことになった。
ある女性が自己を守るために
能登・金剛で夫が突き落とされたこと、
そして過去の生きてきた術を隠したいために
4人も消されて最後にヤセの断崖から小舟に乗って
逃げていく姿が波に揺られ小さくなって行く犯人。
勿論犯人は死を選んだ行動だが、何かもの悲しい気持ちが残る。

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旅が終わってから、お互いに写真を持ち寄り
それぞれの視点で撮った思いの写真を披露し合って、
旅のまとめになればと、それぞれの期待を確かめながら
旅愁に酔いました。



2連泊の最後の夜。
二人でビールと、そして地酒を頼んで気持ちよく酔って
この日の疲れを癒しました。

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旅の初めに、能登への期待もそれほど持っていなかった私が、
だんだんその地に足を踏み入れて、ガイドの案内にも乗せられて
旅の物語にのめっていくような感じになりました。

遊覧船に乗り、木造の灯台を観て
ホタルイカを捕る漁師の様子を遠目に見ながら
その周りに浮かぶ猪の姿に似た島などの案内を聞き
写真を撮りました。

島に着くと急傾斜の階段が目の前にあり、
にこやかに笑った写真に残しましたが、
前日の、禄剛崎灯台のきついコースを思い出すと、
気持がへばりました。
ご一行様の最後について、ゆっくりと登ることにしました。

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能登の峻烈なイメージを抱かせた能登金剛の断崖は
松本清張の推理小説「ゼロの焦点」の舞台。


雲たれてひとり たけれる荒波を恋しと思えり能登の初旅
 松本清張作「ゼロの焦点」の小説の影響を受けて、
能登金剛に身を投じた女性を哀悼するため、
1961(昭和36)年7月に建てられた。
 悲劇のヒロインを想いここを訪れるファンも多い。
そんなヒロインの運命を悲しく謳っている松本清張の歌碑は巌門にある。
~インターネットからコピー~


悲劇のヒロインが最後に身を投じた断崖は「ヤセの断崖」。
名前の由来は作物が作れないほどやせた土地であるという説や
高さ35mの断崖の先端に立って海面を見下ろすと
身も痩せる思いがするなどの説があるということです。


kumiちゃんは体力的にちょっと不安を感じられたのか
休憩所で待つグループになりました。
「がんもん橋」辺りを犯人が主人公の夫を自殺と
見せかけた場所としたところに
松本清張の歌碑が建てられていました。

その後の旅人が自殺する場所として選ぶことに
哀しく感じた清張と志賀町は(多分そうだと私は感じた)
「幸せのがんもん橋」と名付け、幸せだと強調の意味を
持たせたのだろうと推察。
巌門地区一帯を公園にして旅人の訪問を
待っているように思いました。


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その軽い気持ちで見ますと新しく設置された
展望台から能登金剛の断崖や奇石・日本海の景観が望めます。

平成19年3月25日能登半島地震により
断崖の先端が崩落するなど被害がありました。



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荒波が作り出した近くの入り江には源義経が
兄頼朝の追ってから奥州に逃れる際に48隻の舟を隠したとされる
伝説が残っています。


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上方は義経の舟隠しの断崖を背に。

下段は能登中島駅構内には郵便車「オユ10」。
郵便客車(昭和32~46年)北海道から九州まで全国各地を車内で
仕分けしながら活躍していました。昭和61年を最後に全車が引退して
現在では国内にこの1両を含め2両のみ保存されています。

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もう一つ能登中島駅は演劇と深い関係があります。
俳優仲代達矢との交流から生まれたのと演劇堂は
無名塾のロングラン公演の舞台として様々な公演が行われています。

また、その昔、越中国司であった大伴家持が能登へ巡礼した際には、
この地にも訪れていくつかの歌を詠み残しています。


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富山・射水「海王丸パーク」

海王丸は、商船学校の練習船として誕生した帆船です。
昭和5年2月14日に進水して以来、59年余りの間に106万里(地球約50周)を
航海し、11,190名もの海の若人を育てたということです。
海王丸パークでは、この海王丸を現役中の姿そのままで公開していました。
年10回行われる総帆船展は見逃せないと評判です。


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新湊大橋を渡り富山駅に到着です。
そして北陸新幹線”はくたか号”で帰途につきました。



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# by nagotu3819 | 2017-05-15 01:23 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(4)

奥能登の旅②

朝から生憎の小ぬか雨。
北陸地方は、「お弁当を忘れても傘忘れるな」と
常々心に留め置く生活感覚・戒めです。
”雨と友だち”という気持ちで行きましょうか。

バスで移動の能登のツアーです。
隣に座席を占めたご夫婦のカップルが居りましたが
奥様がチョンチョンと軽く私の肩を突いて
通路を挟んだ私にアクセスを試みてくださいます。

彼女の言うことには「私が旅をする時には
雨で困ったことが無いのよ…」と。
雨模様ですが、確かにバスを降りると一応は傘を持ちますが
開かないで過ごす時間が大半でした。
雨に遭わないと自負される前向き志向との方と言えます。
ご夫婦との語らいもなさってはおられますが、
女友だちとも楽しみたいタイプの方らしいと
お見受けしました。


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輪島の朝市で自由にブラつきました。
散歩の皆さんは確かに傘は開いていませんでした。

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漆のお店はまるで芸術館。ゼロがたくさん並んだ定価に溜息です。
(漆器工房見学)

家族のために、そして客用にもと、漆の箸を買いました。
漆はつるつるして使いにくいイメージですが
私の買い物はそんなイメージを払拭する細かいざらつきを
持たせた握り具合で、全体に渋い色合いのを揃えてみました。


愛知県の高校生が荒れた田んぼの整備を
買って出てこの段々の千枚田を整えるきっかけを
作ったそうです。
生憎雨で煙ってしまったのですが、その心意気に打たれました。
(世界農業遺産)

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此処は珠洲(すず)。(奥能登塩田村)
朝のNHKドラマ(平成27年後半)で取り上げられていた
『まれ』では、塩田で働く変わり者の
おじさんがいましたが、まさしくその人らしいと
感じさせるような説明の方がおいででした。

雨のため塩田の海水撒きはできませんが
たった一回きりの海水撒きを実演して見せてくれました。

昔ながらの潮製法。揚げ浜式塩田です。

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此処は禄剛崎灯台です。

きつい坂道があるから、足に自信がない人は
こちらのお店でお待ちくださいと
添乗員さん。
本当にきつかったし、添乗員さんは割に速歩で進むので、
これを曲がったら坂道は終わりですという
励ましの声があったけれど
私は心臓が口から出そうな勢いで息を吐いて
頑張りました。


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能登半島の最先端で、ちょうど外浦と内浦との接点にあたる
場所にある岬です。
「海から昇る朝日と、海に沈む夕日」が、同じ場所で見られることで有名です。
海にせり出した断崖には、
明治時代に造られた白亜の禄剛埼灯台がそびえています。

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聖域の岬と言われるパワースポットがあるという
不思議なパワーを感じる場所があるというのです。
海の空間に向けて手のひらを翳すと、
なん何人でも手のひらにピリリと感じればパワーを
受けた証だと言います。(右列上から3番目画像)
ちなみに、私は何も感じませんでした。

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この聖域の岬散策は過去に瓦礫が落ちたとのことで、
ヘルメットを被らないと
「空中展望台」と「青の洞窟」を見学できません。

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見附島(別名・軍艦島=軍艦の舳先に見えるため)

何故か「えんむすびーち」とあり、愛の鐘を鳴らします。
まあ、私たち女性カップルは何気なく
皆さんの鐘に惑わされたようでした。
Kumiちゃんと鐘を鳴らす紐を持って写真を撮った
ようで…、鐘の音は耳に届きませんでした。

さて、効き目は?
女性同士は無視されたのでしょうか(笑)。


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合鹿庵で、民族行事アエノコトを見物。
昔からお正月や収穫の時期などに
厳かに神様をお迎えする様子を見物して、
後に冷たいスイーツをふるまってもらいました。

その後約一時間の移動で能登ワイン工場へ
ワインを試飲するのですが、酔いそうでしたので
飲むことは遠慮しました。

昨日のホテルに戻って、地酒を注文して頂きました。
あとは、疲れたのでグッスリと…。






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# by nagotu3819 | 2017-05-12 23:54 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(6)

奥能登の旅①

いつも仲良くさせて頂くKumiちゃんと奥能登の旅に出かけました。
まだ春も浅い時に。

彼女は日本のみならず海外にも自然の風景がお好きで
各地を旅していますが、私は家人がそれほど
旅に出ることに興味を示しませんので
自然に一緒に旅へという機会も少なく
国内でもあまり遠くへは行っていません。

たった一つ旅の良い思い出はロスでの
40日間という旅にしては長い期間を海外で
家族ともども暮らし、ちょっぴり海外の生活を味わったくらいです。

ですから、Kumiちゃんが旅に出たいと言えばどこでも
彼女についていきたいと、考えていました。
私は限定しないー何処も私には未踏の地ですから
たくさんの選択肢がある幸せ(?)というものです。

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北陸新幹線が石川、富山に延びた機会もあって
行き先を奥能登方面に絞りましたが、
恥ずかしいことに、そこで何が見どころか
あまり詳しいことも分からず、
輪島の朝市や輪島塗くらいにしか関心がありませんでした。
でも旅をして知らないことを観たり体験することを
楽しみにしておりますので何処でもターゲットでした。


彼女は能登までは出かけているのに奥能登までは
行っていないそうなので、そちら方面に出掛けることにしました。

まだ白山の山脈は雪を冠っていました。
越後湯沢駅で下車し観光バスに乗り換えてのツアーとなりました。
雪山を観たのはここだけで、能登の先端にも雪を見ることは
ありませんでした。

まず富山の薬屋さんに立ち寄りました。

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千里浜を走り、砂浜をドライブとなりました。
まだ子どもが小学生のころに此処を走ったことがあります。
波と道路の境もない砂浜を走って
タイヤが砂にめり込まないかと驚いたことがありました。
実はこの浜の砂の粒子が細かくて水がしみこむにつれて
コンクリートのように固く締まるわけで
大きな車さえも走れるのです。
地球上このような砂浜は3カ所しかないとのバスガイドのご案内です。

お天気が心配されていましたが、とうとう雨が降り出しました。

日蓮宗のお寺、妙成寺では傘を差して僧侶のご案内でお寺を見学。

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第一日目はこのお寺の施設など見学を最後に
今日の行程は終わり、志賀の郷温泉で泊まることになるのでした。

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夜はノドグロや甘えびなど約30種の食材を使って
バイキングの夕食でした。
そして連泊できるのとロイヤルホテルで体を休めました。





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# by nagotu3819 | 2017-05-12 03:55 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(2)


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