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人が好き (続き)

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雨上がり(2)
 
目を閉じても耳に張られた糸一筋
足踏みの思考はきっと風邪のせい
それぞれに頬に風受け山を下り
壊れものの中で走って生かされて
茜色に染まるハイウェイ 母のこと
汗ばみて湾岸道路走るー冬
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新機種のマニュアル頭に響かない
ある母に悼み重ねて 智恵子の碑
光太郎の至高の愛を信じます
人間って商売 私は止められない
ドクダミに呼ばれて 傍にいるあなた
梅雨入りに背伸びしている白い花
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樹齢三百年 あなたはずっと桜色
萌える葉よ これが新緑これが薫風
笑顔ばかりつぎつぎに咲く百日紅
白い街であなたが降らす雨に会い
青空に手のひらが舞い母を介護
二万歩の散歩ができる 母はデイ(サービス)
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深い想い 小さく揺れる木の葉たち
少女の欠片 放さずにいる右手
名古屋行き 車窓の富士は女性的
やたらには褒めない人が大好きよ
信じ合う微かな光見てるから
肥ったね あなたに似合う縞のシャツ
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好きと思う 爪の形を見るたびに
切手貼る旅の中ほど迷いなく
息子とは少し離れて絵の鑑賞
二人目の孫誕生の電話来る
六十に手が届くこといま気づく
あ 潮が跳ねた 浅蜊はとても元気
夕闇で待ち草臥れる黄のカンナ
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↑web.から借用しました。

(32/45……完)



当ブログの、前ページから引き続きこのページの句を合わせて、ちょうど一年間の作品です。
2000年11月発行『過去たちよ』ですが、1999年11月から翌年10月までの一年間にあった出来事を、気楽に、日記風に詠んだものです。e0228147_11355224.jpg
あの当時は、無理矢理に作品を作らねばと半ば強制的とも言えるような感じもあって作ったのですが、とにかく合同句集は出来上がったのでした。
振り返ってみると、これも私の足跡であったと言えるのです。写真ではなく、心のアルバムというところでしょうか…。






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by nagotu3819 | 2015-06-30 23:57 | 短詩・つぶやき | Trackback | Comments(14)

人が好き

懐かしい人々との思い出集ということになった合同句集を久しぶりに広げてみた。たった17文字のなかに、思いも鮮やかに見えてくる。
そんなこともあった、彼女はこう表現したのね…など、あの時に見えなかったものも、または思い違いによる解釈かもしれないことまで(定かではないものも、もちろんあるが)広がりをみせてくれる。
その句集の題名は『過去たちよ』。
12巻目まで参加した句集は、2000年発行のもの、まさしく過去たちなのだ。
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この句集に関しての参加者は33人で、講師の作品も出品されている。
この会が発足して以来20年の月日を重ねて、私は一応区切りをつけて辞めた。

辞めたきっかけは、その2年と少し前に夫の提案により、趣味関係も高校教師もすべて区切りをつけて、単身赴任(?)をすることに応じた。
それが遠地へ行く状態になった時は、友との触れあう機会――顔を突き合わせながら、楽しみながら趣味の会を盛り立てて運営してきた一人として存在していた――は、皆無に近く肉親への愛の関わりを重要視しなければならなくなったのだった。私は夫の提案を有難く思い謂わば夫の優しさに甘えたのである。

もちろん作品に取り組むことも好きだったので遠地に行っても継続は可能だった。だから2年を少し超えても投句を続けたが、その間、今までのように友だちとの交流がで出来なくなったのは仕方がないことだった。それはこの会から離れる決心を容易にもさせて、そんなに寂しく悲しいことだとは思わなかった。
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友との交流が平素の生活から彩を代えた状況になることも好んでいた。それは家族とは違った上での気持ちで、所属の会が発展していくことの一助を担っている手応えや友の存在、その交流による喜び―そんな気持ちを昂揚させ、生きがいにつながっていく大事な要因だったと思う。

それが…、友だちと肉親とを天秤にかけたという結果になったのだ。慣れ親しんだ友から、特にこの会に入会をお誘いした方々には恨みごとの一つや二つ…いやもう少しあったか…、その後会うごとに言われながらも嬉しかった。
申し訳なかったが、肉親からSOSを出されれば、そちらに目を向けるのは自然のことで、これは後悔をするどころか、こうした状況を作ってくれた夫に大いに感謝した。
以下はその時、その頃の作品である。


「雨上がり」               そよぎ
忘れもの増えて見捨てて秋の陽に
いまの私 雨に濡れても歩くから
学び舎の前で時計は逆戻り
瞳を見ると五十年前のあの人だ
友だちへと飛ばす私のアルファ波
餓鬼大将は恩師でしたね ご健在
奥行きが深い抽斗 なにがでるか
梅雨空のもとで命の輪を思う
地を蹴って走っていまを踏み締めて
青い鳥はあの人だったのかと分かり
翻る思いなどなく遠花火
心地よい疲労 笑いも満腹に
雨は上がり落ち葉もきらり光る午後
          (13/45……続く)


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by nagotu3819 | 2015-06-30 04:51 | 短詩・つぶやき | Trackback | Comments(6)

遡って、5月の献立記録

家でのご飯、外ご飯などや色々な行事、友だちとの会食など、食事だけを見てみるだけなのに、結構自由に振舞っていることがわかる。そしてこうして、できるこの時を大事に思う。
時に、食べ過ぎたと思える時は、一日のうちで調節できなら、なるべく一日のうちでバランスをとるように気をつけてはいる。
しかし、一日で出来ない時もあるので、二日間とか、三日のうちに調節できれば…と心がけている。それができるのが、一日分の食事表となっている。
私の目指すことは粗食でいたいと思っているのだ。
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できればコレステロールや炭水化物の偏りを注意したいと思っての食事であるし、その栄養素を効果的にするには、やはり身体を動かすことが基本であると頑張ろうとはするのだけれど、なかなか実行は大変です。
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会食をしている。
できれば種々の食品を材料としたいのだが、どうしても偏ってしまう。
こういうときはストレスにならないよう、3日間くらいでサイクルを変えれば良いと大きな…、のんきぶりで是正していけばよい。
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車の中で簡単な食事(右列昼)。時間が無かったのでとにかくおなかに食物を入れたという記録もあるね。水分を摂ることには気を使っているから、これもまあ、及第としておこう。
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友だちから、煮小豆を頂いた。それほど甘くはなく、嬉しい食事になった。
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by nagotu3819 | 2015-06-29 00:39 | 今日の献立 | Trackback | Comments(8)

疲れがバロメーター、どうなんでしょう。(絵手紙も)

ぶっつけ本番の絵手紙。
ゆがんだようなスケッチだったり、こんな字では満足いかないけれど…と、思いつつも恥ずかしげもなく、「書けた~」と、切手を貼って出してしまった。

以下は、友だちへの返信と、まだお逢いしていないけれど絵を描きたくなった気持ちをかきたてて下さったブロ友さんへのものを記録。
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過日のこと、ポストを見たらぽっかりと光差すような感じで薄暗いポストの中に、思いがないドッキリ絵はがき。
銀座で開かれた和紙人形展に出かけた時の、長沼さんのお礼状だ。
「え、まさか…。」私が楽しみで行きたかったから出かけたのに、お礼状だなんて…。
恐縮至極だった。
そしてもう一つは、絵手紙展を開かれた友だちのご主人の作。献身的にご夫君を支えていらっしゃる友からのものだった。

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***

最近一生懸命に身体を思って出かけているスポーツクラブ。
でも大分身体がなまっているので、疲れが出てきている。疲れが来るほどによく鍛錬できたのではないかと、自己満足で帰ってくるのだ。

そういえば、あの日珍しい人に出会った。もう既に閉じてしまった文学散歩会の前会長、Iさんだ。自称 Iさんのファンだと言われているMさんも、久しぶりに 会ったというのだ。Mさんは喜んでおられて、 お二人は冷たい飲み物を仲良く飲んでいらっした。居合わせた私もお相伴にあずかり、それなら…(?)と、カメラを持参していたことでお二人を写させて頂いたのだった。
お二人とも、肢に故障が出ていて、プールの「歩くレーン」で何往復も歩いて励んでおられる。Mさんは、ほぼ毎日、さらに午前も午後もご精勤という。
プールで歩くと身体が軽くなり、調子よく歩けるとのことで効果が感じられるそうだ。

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私の場合は、過日アップしたように身体を鍛えるつもりで励んでいるのではあるが、プールの友だちも何人もできて、あれこれとお喋りしては泳いでいる。
今、左腕のいわゆる二の腕という個所が違和感を感じていて、2ヶ月くらい前から続いている。しかしスイミングで大きく動かせているので、少しずつすこしずつ、痛みは軽くなっているのである。

週末にもなると、疲れがたまるのか、または怠け心が生じるのか…。
今日はシャワーとお風呂でゆっくりして来ようと思いつつ出掛けるのだがこの日も頑張ってしまった。さてさて、疲れが一つのバロメーターというのもどうなのかと思いつつ…。

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友だちも毎日頑張っているんだと思うと、もう既に夕方近いけれども、スポーツクラブに出かけた。
そして200mを泳いでやめた。つかれた~~。へとへと…。

まぁ、こんなふうに続けて行くのだろうね…。
だって~差し当たっての一日の目標~~1,10,100,1000,10000の数字が頭の片隅にチラチラしているんだもの。
1は一日一善、10は10人と話を交わす、100は100字書き、1000は1000字読む。そして10000は、一日一万歩を歩こうと。
目下、それを心がけることにしている訳である。






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by nagotu3819 | 2015-06-26 21:31 | 趣味・作品展・朦朧 | Trackback | Comments(10)

とても疲れている(らしい?)

朝から疲れた感じが否めない。特別無理に動いたとか、スイミングに励んだとかしていないのに…。この梅雨時の気候が影響しているのかも知れない。

低気圧が体に影響したということも今までになかったのに…。
今回は、自然にはあまり逆らわないことにしようと、朝食がすんだら赴くままに、横になって過ごした。けれどずっと目覚めていようとはしていたのに…。
ところが駄目です。
赴くままに、していたらいつの間にか目を閉じて眠ってしまっていたらしい。
やはり、睡眠不足であったのだと自分なりの診断してすっきりとした顔になっていた。
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突然に夢の中で歌が聞こえた。
庭にはアマリリスが、大きなつぼみをもたげていたのを気にしていたからかも知れない。

それが開いたのだ。
夢の中でも、現実の花も、大きく咲いていた。
時期がくれば咲きだす花たち…。
それに引きかえ、時がくれば眠りだす私…なのだ。
「枯れ出した花みたい…」と、つまらないたとえが浮かび来た。

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アマリリス

作詞 岩佐東一郎
作曲 フランス民謡

みんなで聞こう
楽しい オルゴールを
ラリラリラリラ
調べはアマリリス

月の光
花園を 青く照らして
ああ 夢を見てる
花々の眠りよ

フランスみやげ
やさしい その音色よ
ラリラリラリラ
調べはアマリリス








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by nagotu3819 | 2015-06-25 13:14 | 今日の手帳 | Trackback | Comments(12)

外食(喫茶も)と家ご飯(2日分)

「きみのブログをちょっと訪問したら、食事がずら~~っと並んでいてね、それだけじゃ面白くないよ(つまらないよ)…。」とご批評頂いたので、最近は食事の記録を辞めていた。

でも私の食事記録は私の反省材料としてのアップである。一日の食材と量など、そのバランスはどうかとか…。
だがしかし、ブログっていうのは、どなたかがここにきて、観て楽しんでもらう要素もサービス精紳もあった方が楽しいということを、無視できないと思ったので方針を少々改めてもみたのだった。

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さて、これは友だちと旧交を温めながら、食事も楽しむというもの。名古屋では、味噌カツを食べた。六本木で並んでいた味噌カツは、何だか美味しくなさそうで私は注文しなかったが、仲間の方は頼んで食べていた。あまり美味しくないような様子でおかしかった。やはり本場で食べなくては…と、今度の私は味噌カツ。友だちは名古屋コーチンの親子どんぶりと、卵とじご飯。どちらも美味しそうだった。そしてその後河岸を換えて、コメダの喫茶店へ。この日はカロリーオーバー。やはり外で楽しみながらの食事は、どうも食べ過ぎ傾向となるのは仕方ない。翌日は栄養素のバランスを考えながら、カロリーを控えたのだった。

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上段はお茶時を楽しんだ。友だちと談笑しつつ、情報交換で啓発された。
二段目は私の注文だけではなく友だちのも写させていただいた。和菓子とお抹茶もたまには嬉しいものだ。お茶の香りが何ともいえず心を和ませてくれたし、くつろぎの時だった。
下段は、外で昼食。右の天丼としじみ汁も茶碗蒸し、冷や奴、ぬか漬けと、ややたんぱく質に頼っているが、美味しかった。夜は野菜を多く取らねばと思い、人参、キャベツなど火を通して沢山食べることができた。
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南伊豆への旅――二日目の食事も一緒に載せた。
たまには出されたものを頂くのも良いよねと、たらふく食べた。
金目鯛の煮つけ、舟盛り9種類のお刺身と、他に蟹、サザエなど豪華なことだった。
夕食四人分で、朝食は一人分。

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これは日常の食事。なるべく肉類によるたんぱく質は控えめに摂っている。そして野菜は多めにとする。たて一列が一日分。一日に食材は30品目を目標に摂ろうと思っているが、この二日間は十分ではない。
ご飯やパンは炭水化物で、こちらも控えめにと、心がけてはいるのだが、最近下腹が以前より出ているのが気になっている。炭水化物の所為だと思いつつ、旅先での思うに任せての食事も影響しているとおもっている。
やはりバランス良く食べて運動するのが一番健康的なのだが…。
分かっているのに、それを実行するのはなかなか十分には出来ないものだ。





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by nagotu3819 | 2015-06-22 02:21 | 今日の献立 | Trackback | Comments(12)

友だちと楽しむ一日(三度の失敗)

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旧友と久しぶりに会う約束をした。高校時代の友だち。
机を並べて同じクラスだった仲良しの人も、その頃ご近所で馴染んで一緒の高校に通いだした人も、大人になって話が合うことを知って急接近した人も。
環境が相通じたものをもったことが判り大人になって親しくなったり、とても優しさを感じたりもとめたり、空いた時間を有効に使いたかったり…と色々なことが重なって、時々会いたくなったりするお仲間。

今日は駅前でマイカーを停めて待ち合わせ。車で移動―を優先するので、駐車場が整っていなければならない。
まず「TNDN」で、食事をしながら、色々なおしゃべりだ。
11時過ぎて間もなくだったから、窓際の椅子席を占めた。まだ他のお客は少なかった。
食事がすんでデザートに移る頃には、満席状態となっていた。
このたっぷりした昼食の献立。
ご飯と小盛りのうどんが、セットである。お昼にひとりで食事する時は、とてもこんなには食べない。
おしゃべりを楽しみながら、いつの間にかお腹に納まっていたのに、これでは流石に満腹。この天婦羅かき揚げは流石に食べられないね…と、手を出すには勇気が要った。でも、アイスクリームは別腹とばかりに気持ち良く入ってしまう…。
あ~、満腹ね。では腹ごなしに、カラオケですねと、おなじみの楽しみメニューです。
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カラオケはおつきあい程度の私で、ただ声を出し賑わいの一つくらいのようなもの。
聞かせるようなものではないと自己評価しながらも、マイクがまわってくれば何となく唄う。さて何を唄おうかとするが、もともと少ないレパートリーなのに、最近は歌の題名さえ浮かばない。唄いだしても途中で忘れている箇所があったり、メロディーの部分を迷ったりする。そんな歌でもずうずうしく唄ってしまえる、許された仲間でむかしの友だちに免じているの…です。

仲間のお一人はYMH音楽教室の先生を長くなさっていた方で音感も歌声も玄人であるのに、私たちに優しい。一緒に合わせて唄ってもくださるし、またお一人は歌(シャンソン)を習う教室に通って何度かの発表会に楽しんで参加しておられる。カラオケを楽しむといっても聞かせて頂く側は十分楽しませてもらえる。
4人で飲み物付き・フリータイム・シルバー価格で、4時間に僅か満たなかった時間で、ひとり626円。
食事の準備があるための時間が、一応のリミットとして適当な頃合いで、退席となったが、たっぷり楽しめた訳である。
喫茶店で自由な空間を楽しむより、時によってはカラオケも良いですねと、気が揃う。
家族の食事の支度に帰られたお一人は、昨晩他の友だちとお楽しみだったと言う。さすが二晩続きでは家族に大きな顔をしては居られないだろうしと、我々もそれは当然だという気持ちで、みんな主婦だものねとうなづきあった。


残りの三人は、偶(タマ)のことであるのでお夕飯時まで楽しんだのだ。
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(ネット借用の写真も含めて…)

その時の記念に写真のシャッターを押してもらったのに、その写真が無くなってしまった。(※後日、PC中に見つかりました↑)なぜか判らないが、多分考えられることはSDカードから移す時のこと。
一枚のSDカードを替えて二枚目に渡って記録したのがそもそもの間違いだったかも…。
家でPCファイルに移そうとして、マウスで「切り取り」した時に電話が鳴った。PCへ移す作業を完了せずに、電話に出てしまったのだ。
大事な電話だったのであれこれ応答して電話を切って、そのファイルに先ほど切り取ったものを貼り付ければ完璧だったものを、もう一つのSDカードを入れ替えて次の作業に移ってしまったようだ。記念写真を写したはずなのに何処を見ても影も無い!
後のマツリ…。あ~あ。情けないことになった。三人には、なんて詫びようか。

なお、今日は他にも失敗があった。
手元が狂って飲み残しの水が入っていたグラスに指の先が触れてテーブルの上に水が広がった。最初はお昼で、私側の失敗であったが、二度目は夕方のお店でのこと。
ウェイトレスが注文のアルコールのグラスを手元が狂い倒してしまったのだ。椅子に載せて居た物のうえに水がこぼれてしまったのだった。お客である私たちの、新しい布製のバッグ、革製のバッグ、白に近い色のジーンズがアルコールで濡れてしまい、タオルで懸命に拭いたけれど、友の新しいバッグは如何にも残念そうに見えたのだった。
この場合はお店側が責任を取ってくれたので、お料理が半額となったのだが…。
ちょっと悔しいところではあったが費用がなんと大いに安くなり、これも得した気分にはなれたのかな…。

※ 無くなったと思った写真が、ドキュメントの「picturemix」という思いがけないファイルに入っていましたので、別の写真と組合わせ直しました。また、友だちにSOSを出して協力していただきました。感謝です。







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by nagotu3819 | 2015-06-20 07:50 | 今日の手帳 | Trackback | Comments(12)

長生きのコツ? 「エ・アロール」(渡辺淳一)

子供時代からあこがれている叙情画家、藤田ミラノの絵。
インターネットから探し出しました。懐かしい『女学生の友』で親しみました。友だち同士で、その美しい少女たちを模写しては、それを交換したりして楽しんでもいました。

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藤田ミラノ画
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ところで、長生きのコツというタイトルですが、このプリントは前にアップした「長生きしなはれや」の裏側に印刷してありました。
中日新聞で連載された「エ・アロール それがどうしたの」(渡辺淳一 作)小説の、ある巻の部分です。
医師で作家の渡辺淳一の作ならではの、独特な目線で動物的臭覚のような傾向、人間の本能、本質を掘り下げて見ているようなテーマの小説が多いと思っています。この作品もある種のあがきもみられるものです。

長い小説の一部です。拾い書きしてみます。
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ベアリング(十五)

 異性やセックスに関心をもたず、淡々とマイペースを守るのも一つの生き方だが、そこで来栖(注)が思い出すのは、「廃用性萎縮」という言葉である。
 この言葉は本来は医学用語で、四肢を骨折したとき、腕や肢にギプスを巻いたままつかわずにいると、その部分が痩せて萎えてしまう。
 こういう事実をいっているのだが、これは四肢にかぎらず、内臓から脳まで、人体のすべてはつかわなければ働きが悪くなり、やがては能力が落ちて廃れてしまう。
 いいかえると、人体は本来、つかうためにできているのだが、ここで注意しなければならないのは、この廃用性萎縮は仕事や趣味、そして異性への好奇心まで、すべてにおよぶことである。
 たとえば、趣味で絵を描くとか、俳句をつくるといったことが好きで、いつもしていると、そちらのほうのセンスが磨かれ、徐々にでも上手になっていく。
 だが、なにかのきっかけで、それを一度やめ、そのまま怠けていると、やがてそちらのセンスも失われ、ついには一切やらなくても平気になってしまう。
 まさしくやらなければやらないで、その状態に馴染むという意味で、廃用性萎縮そのものである。
 もし、こういうことを重ねていくと、人間はかぎりなく無気力になっていくが、これは異性への好奇心やセックスにおいても同様である。
 いまさら好きだ嫌いだなどといって追いかけたり追われたり、そんなことは面倒である。異性を愛したり、セックスなどしなくても、自分は自分なりに納得して生きていける。
 そう考え、恋愛やセックスなど、無意味でつまらぬものと思っているうちに、本当に異性などいなくても平気になり、やがて、その人自体から、恋愛的雰囲気が失せるとともに、艶めかしさも消えていく。
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以下日本画は、そよぎ自身が昔描いて、
このブログ上で何度も登場の日本画(12号・6号)
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「エ・アロール」(注)にも、たしかにこのタイプの男女はいるが、どちらかというと男性に多いようである。
 むろん、だからいけないなどという気はないが、総体的に見て、異性を追いかけているひとのほうがはるかに元気で、若々しいところをみると、この廃用性萎縮になることだけは避けて欲しいと、来栖は思う。
 来栖の考えが浸透しているせいか、「エ・アロール」の入居者は、みなおおむね前向きで、活動的である。
 ゴルフや水泳などスポーツに興じている人もいるし、場所柄、銀ブラを楽しんだり、歌舞伎座やデパート、さらには隅田川べりまで散歩に出かける人もいる。むろん、施設のなかにいて、いろいろな趣味や稽古ごとに熱中している人もいるし、さらにはいまだにときどき、会社や事務所に出勤している人もいる。
 いずれにせよ、年老いて無気力になることほど、危険なことはない。それは自らを甘やかし、自らの能力を萎えさせ、ひいては老いを加速することにもなる。
 いつも健康で若々しくいるためには、常に好奇心をもつことで、そのためには、多少、人の噂好きでもお喋りでも、お節介でもかまわない。それが、その人の生きていくエネルギーになり、前向きの意志をもたらす原点になる。
 
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 この点についていえば、やはり女性のほうが噂好きで、好奇心が旺盛である。女性が男性より長生きして、元気な理由の一つは、このお喋り好きにあると、来栖は思っている。
 とにかく、女性は年齢をとっても、三人揃うと姦しいが、男は何人集まっても、ひっそりとして、黙りがちである。
 多くの男たちはそんなくだらないことは話せない、と思っているようだが、お喋りが頭を活性化させ、若返らせることは間違いない。当然のことながら、喋るときは相手の存在を意識し、そのうえで言葉をやりとりするのだから、なによりも頭をつかう遊びであることはたしかである。
「年齢をとればとるほど、頭をつかってください」と、来栖はことあるごとにいっている。
「人間の臓器のなかで、大脳は一番強く、頑丈につくられています。頭はどんなにつかってもつかい減りしない、いわゆるリザーブ能力を秘めているから、どんどんつかうことです。逆につかわずにいると、脳はたちまち怠けて萎縮し、呆けてしまいます」
「仕事はもちろん、趣味や稽古ごとからお喋りまで、頭をつかうことならなんでもいい。極端な話、悪いことを企んでいても、頭はつかいましょう」
 嫉妬したり憎悪することも、年齢をとった人にはそれなりに、生きていく原動力になると、来栖は考えている。(中日新聞 H14.9.22)

注・来栖…ヴィラ・エ・アロールという名の老人ホームの経営者の名前

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絵から遠のき、作句までも忘れている現状です。最近、いろいろ衰えていると感じることは、もう自分で生み出すことを辞めているからだと思っています。

父母が大事にしてくれていたのは、私のお手製、手作り作品というもの。
鉤針編みのワンピースや洋裁で作り上げた娘のレインコート、ブラウス、刺繍の幼稚園バッグやリサイクルの手提げ袋などや版画の絵とかでした。
私しか出来ない、私が手掛けたものなどが大切なものだったのです。有難いと思いました。

この小説を読んで、まだ、頑張って楽しんでいるというものは、一つだけ。友人と談笑してそれなりの生活の知恵など得たりできるお喋り三昧は、積極的にしていると自己評価。
これだけは「はなまる」かも知れないと思います。














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by nagotu3819 | 2015-06-16 12:21 | 短詩・つぶやき | Trackback | Comments(12)

長生きしなはれや…と励ます詩

下記の詩は、どこかで聞き覚えがあるかと思います。
初めてこの詩を見せられたのは、はるか昔(10年くらい前?)。
けれど、時々忘れています。
ですから、ここに記録しておきます。
このごろは「長生きしなはれや…」と、自分への応援歌として
受け取れるようになってきたのかなぁ~。
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「ボケずに長生きしなはれや」
作詞 東京・石井光三

1.ボケずに長生きしなはれや 年をとったら出しゃばらず
憎まれ口に 泣きごとに 人のかげぐち 愚痴言わず
他人のことはほめなはれ 聞かれりゃ教えてあげてでも
知ってることは知らんふり いつでも阿呆でいるこっちゃ

2.ボケずに長生きしなはれや 勝ったらあかん負けなはれ
いずれお世話になる身なら 若いもんには花もたせ
一歩下がってゆずるのが 円満に行くコツですわ
いつでも感謝忘れずに どんな時でも「へえおおきに」

3.ボケずに長生きしなはれや お金の欲を捨てなはれ
なんぼゼニカネあってでも 死んだら持っていけまへん
「あの人はええ人やった」 そないに人から言われるよう
生きているうちにバラまいて 山ほど徳を積みなはれ
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4.というのは それは表むき ほんまはゼニを離さずに
死ぬまでしっかり持ってなはれ 人にはけちと言われても
お金があるから大事にし みんなベンチャラいうてくれる
内緒やけどほんまだっせ ボケずに長生きしなはれや 

5.昔のことはみな忘れ 自慢ばなしはしなはんな
わしらの時代はもう過ぎた なんぼ頑張り力んでも
体がいうことききまへん あんたはえらいわしゃあかん
そんな気持ちでおりなはれ ボケずに長生きしなはれや 

6.わが子に孫に世間さま どなたからも慕われる
ええ年寄りになりなはれ ボケたらあかんそのために
頭の洗濯生きがいに 何か一つの趣味もって
せいぜい長生きしなはれや せいぜい長生きしなはれや 

(?)この言葉は本当に、東京人かしら。
ただ、このプリントにはそう書かれています。

e0228147_11030653.jpg追記:~検索による~
芸能プロ社長の石井光三氏であることがわかりました。
東京人でありながら…大阪弁をお使いになるとありました。

※そうか、あの人かと思いました…、ネ!

2016.9.15 追記:2015.1.6没 83歳 (合掌)




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※恩師は94歳92歳で、地域で活躍中。
元の散歩会の方々も80歳からそれ以上の方々がお揃いです。
教習所の先生も嘱託でお勤めされていました。
皆さん、お元気です。











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by nagotu3819 | 2015-06-15 12:56 | 短詩・つぶやき | Trackback | Comments(8)

スイミングもしなくっちゃ!

こんなには上手そうに泳がなかったけれど、今日はスイミング。
すぐ疲れてしまうので、25m泳ぐとハァハァと息を整えて
それから、また25mを泳いで…、を繰り返している。

e0228147_19414715.jpg
上図はインターネットからお借りし、少し手を加えたものだ。

私はプールに行くとまずシャワーで体を濡らし
耳の穴に人差し指をぐるりと回して水を入りにくくする。
よく耳垢があると水が侵入してくると
言われているが、真偽のほどは定かではないけれど。

それから、準備体操でストレッチ。
首、肩、手首、腕、脇腹、腿、下肢、アキレス腱…
などのストレッチ体操してから、
プール内を約100mは歩く。

そして次のメニューは
背泳ぎ50m、平泳ぎ50m、クロール50m~
を、順に泳いで行く。
e0228147_20564059.jpg
プールサイドに休んでいる人が居れば
声をかけて、ちょっとした話ができればよい。
しかし、夢中でいると話も交わさずに
ひたすら泳ぐ時もある。
なるべく話す方が、
疲れがそれだけ早く取れるらしいと言われている。
きっと口を利くことで
リラックスできるのだろうと納得している。
そして
また、背泳ぎから始まって平泳ぎ、クロールで、
今日の一連のメニューは終わる。

そのあと、余裕があればもう少し泳ぐが
いつもはこんな程度で、
単に300mは泳ぐように心がけている。

そして
整理体操のつもりで、プール内50mくらい
歩いてからプールを出る。

プールでは平均1時間くらい水に
浸かっているか…。
結構長くお休みする期間があるので、
久しぶりに泳ぐと
いつもよりもかなり疲れが出る。

上手に泳がれる方は、ターンを繰り返して
1000mは軽く泳いでおられる。
私のような泳ぎでは
水と戯れるだけと思われるかも知れないけれど、
結構、運動になっていると思えるのは
自身の疲れ具合でわかる。
疲れがひとつのバロメーターである。

でもね、
自己満足の域か~~。
速歩でもすぐに息切れがして、
若い時よりずっとずっと衰えを感じている。









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by nagotu3819 | 2015-06-13 01:26 | 健康・エクササイズ | Trackback | Comments(10)


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