カテゴリ:趣味・作品展・朦朧( 129 )

静養中~時間を有効に

元同僚が病んでいる。
どこにでもあるような病ではなく、初めて知った病気。
詳しくは分からないけれど
首の筋肉が意のままに動かなくなるような…。
今までは自宅療養だったけれど今回は入院だった。
でもさすが、賢い方だ。
彼女の周囲も知的欲求を満たすよう配慮して
心がけている様子で、いつも驚かされる。
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今回は枕の上方に、すなわち床に寝ていて目を挙げれば
「テン・パズル」の問題が…。
ズラリと4つの数字が並んでいる。
その数字を加減乗除、ルート、( )などを使って
答えを10とするゲーム。
ゆっくり寝ていればいいのに、頭をフルに使って
時間を有効にしている。
う~~ン。さすがだね、喜子さんは。

写真のポーチは彼女が好きだった和服を崩して、お見舞いの
皆さんにあげたいと彼女の妹さんが作られたと言う。
それにお香を忍ばせたお香袋も。

私は覚えたばかりの折り紙の般若の面を。
般若は悟りの知恵をもった神様と言うので。
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お見舞いに行く前に皆さんでお食事した。
今回はセツ子さんと私の都合で、2,3か月の延期となった。
この機会をもってちょっと旧交を温め、近況をはなしあったり
また喜子さんのお見舞いの後も別れがたくて
「コメダ」に寄ってお茶して別れた。次回の約束を一応して…。

お見舞いの時に私が酷い咳をしてたら、皆に迷惑なので、
できるだけ温かくして静養に心がけたお陰で
どうやら笑っても咳きこまないようにはなったが、
朝晩はまだ咳を我慢できない時があった。

医院ではアレルギー検査や念のための肺結核の検査もして、
後で医師は「入院を免れて本当によかった」と本音を漏らされた。
あとは栄養と休養で治すだけと言う段階となっていた。
静養中は推理小説を寝ながら読み終え、
仲良くコンサートにも出かけた。

そして映画鑑賞はひとりで。
最近は一人でも映画を楽しむのに恰好な映画館があるので、
地下鉄を使って「トレヴィの泉で二度目の恋を」を鑑賞。
「グレースケリー…」の方は徒歩30分で、映画館に到着する。

歩いたり健康的に過ごせる状態なら「敬老優待」などの
恩恵を被れるし、少しは優雅に過ごせるのがイイネ。
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「トレヴィの泉で二度目の恋を」はシャーリーマクレーンが
可愛いおばあちゃんの過ごし方の模範を示してくれるよう…、
夢のように楽しい嘘か誠かの状況でゆったりと亡くなっていく…。

グレースケリーのお話は傍目には優雅な暮らしぶりと
想像されていたが、夫婦という関係は何処にでもあるかの心痛もあり
グッと身近な感じで。そんななか小国ではあるけれど一国を守るという
男性的な判断で、凛と裁く…。
どちらも立派なことだと感心してその優雅な内部を垣間見つつ、
厳しい見ごたえを感じた。
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グレースケリーの映画のあと、入院中の彼女の病院に足を向けた。
元同僚の中で私が一番近いところに住んでいるので、
今回はひとりぶらりと喜子さんを訪ねた。
その時、偶然だったが彼女の妹さん、
先日頂いた銘仙のポーチを作られた方にお逢いできた。
良く似ている妹さんともお話できて、ポーチのお礼も述べられて
本当にタイミングが良く偶然の神様に心の中で感謝した。





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by nagotu3819 | 2015-02-23 23:00 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(6)

サンタクロースは本当にいるの

子どもは時として、大人が答えられないような純粋な質問を発します。
下記はその一つの例です。
質問を受けた父親が、答えに窮して「新聞社に聞いてごらん」と質問をかわしたこともお見事ですが…。記者さんのお答は「素晴らしい!最高!」に感じました。
1897年9月21日、ニューヨークに住む8歳の少女バージニア・オハンロンが「ニューヨーク・サン」という新聞に手紙を書きました。真実を伝えなければならない新聞社は、この質問にどう答えたのでしょうか。「ニューヨーク・サン」の副編集委員、フランシス・チャーチ (Francis Pharcellus Church) はこの少女の手紙に社説で答えました。社説の第二段落の最初の文、"Yes, Virginia, there is a Santa Claus." は有名でよく引用されます。
 →ここをご覧ください。



ニューヨークの有名新聞社の社説です。凄いことですね。
117年前のことです。

一生懸命に、誠実さを持ってまじめに答えられ、8歳の子どもに対して心を砕いて応えようとしているその編集委員の心に、ハッとして、そして眼頭が熱くなりました。

そんな話題が先日沸きました。
好いですね、そういうお答が素晴らしいです。
私は、子どもに夢を持たせなかったことを
反省しました。

お化けはいない、
怖がっている人の心がお化けと思って見てしまう…とか
蛇とか虫が怖いから人は逃げるけれど
その虫たち生き物も、人間が怖いのよ…など
まじめに教えていたんですから。

でもサンタクロースの真似ごとは結構子どもが
幼いころ(小三くらい)は、致しておりましたけれど…。
半信半疑の様子が分かると、
もうシャッポーを脱いで、本当のことを、
夢のないことを明かしてしまいました。

反省しています。
こんな状況を思うと、もっと夢を持たせても良かったと。
自分自身が育てられたことを思い出しつつ、
真実を尊ぶこころも大事なんですけれどもネ。


私も今年のブログアップは今日でおしまいにしようと思います。
皆さまどうぞよいお年をお迎えください。







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by nagotu3819 | 2014-12-27 09:46 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(10)

友だちの入賞作品「植物画」

雨降りの予報が出ていた今日は、約束していた美術館へ出かけました。
同級生の友だちが初めての出品で初めての入賞というのです。それが後期の展示の部で、この土曜日が最終日と言うので兎に角出かけました。
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NHK学園生涯学習美術展です。
素晴らしいことに、彼女は一般の部で出品、NHK学園賞を頂いたのです。一般の部からの出品で賞を頂いたことは大変名誉なことだったと思われます。
初めはボタニカルアートで習得していたのですが、この際は「植物画」の部で、特にボタニカルアートから見ると、芸術的寄りというところでしょうか。初めは先生の絵を模写してから、自分の絵としては1年半前あたりから楽しみだしたと言われていました。幼少の時から絵がお好きだったし、お上手なことは知っていました。
さすが、一生懸命に描かれています。素敵でした。
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美術館を出ると雨が降っていました。これで帰るのはちょっと惜しい。
天気予報が的中です。準備してきた傘を広げて散歩することにしました。久しぶりの友だちも来られたのです。
不忍池は、枯れた蓮や芦のような背丈の高い枯れた水草や、カモメ、鴨など鳥が飛びフナや鯉が泳いでいました。それから「旧岩崎邸庭園」に寄ることにしました。
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冬枯れたお庭で、ツワブキの花も呆けているのがほとんどでした。
庭園に入ると、丁度ボランティアの説明が始まったところでした。建物の調度や柱その他はみんな重要文化財です、手は触れないようにというご注意です。
旧岩崎邸は彌太郎の長男の久爾の本邸でした。
当時は15,000坪の敷地に20棟も建てられていたんだそうです。
フランスから取り寄せたタイルは地震にもヒビが入らなかったとか、オールドバカラのグラスも少し並んでいました。以前も説明を聞きながら拝見したのに、説明の仕方内容、話しぶりで、印象も違います。
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土曜日ですのに、街は静かな気がいたしました。
静かな雰囲気の所に行ったから。……?。
いいえ、雨が降っていたからでしょう。




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by nagotu3819 | 2014-12-21 01:16 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(10)

プレゼント手芸

今ひとり静かにアクリルたわしを作っています。
もしかしたら、暇なのね…と、これを見た友だちが申します。
暇でなくても作ることがあるんですよ。
プレゼントしたい何人かの方の為に作っています。
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室内履きの毛糸の靴下も。
レースの袋物は、飴でもケータイでも、気になる小物入れでもに使って貰いたいのです。
喜んで貰えるかしらと、少し心配しながらですが…。
そしてビーズを組み合わせてのネックレスや、
ハワイアンリボンのストラップも。
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そしてテーブル盛り花もささやかですが
準備致しました。
華やぎも感じられよかったぁと、ちょっと嬉しく思います。
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by nagotu3819 | 2014-12-06 21:16 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(18)

会報編集が終わる

会報の編集が終わりました。仲間と印刷に決めた日にはまだ間がありますので、ちょっと気分転換に、友だちと一か月ぶりにおしゃべりすることにしました。
おしゃべりタイムは、かなり気分を変えてくれます。
しみじみとこの気分転換を有難いことと充実気分にさせてくれました。

以下は、会報のスナップ。これも充実感であふれます。

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先日の館林の記念写真が表紙を飾ります。その日の前後は秋の冷たい雨でしたが、当日は日差し輝くばかりの中での写真でした。反省としては、薄曇りくらいが皆さんまぶしくなくて、陰になる人もなく均一な明るさに撮れたということになります。
この日差しの中では明るくてはっきりクリアには撮れましたが、コントラストが強すぎて、会報表紙写真には難があることが分かりました。
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これは、最後のページ組みを写してみました。
すべてカラーではなく、今回は4ページがカラーであとの14ページはモノクロ印刷で18ページのボリュームです。
カラーは町のコピー機でします。安いところを見つけて、カラーB4版1枚30円。それを2枚として、一部分はモノクロ印刷ページを加えると印刷代だけで76.3円となります。
たくさん刷ればそれだけ安いのですが43部ですので、紙代など別費ですから一部が80円くらいになるのか…と思います。
会報は散歩に参加できなかった会員の気持ちも巻き込んでの連帯性を生み、会の纏まりを高め一体化を図るにはかなり効果を上げています。編集はちょっと口では言いきれませんが、目には見えない確固たる会の存在感を作り出して、編集に大変さは付きまとう反面、私を励ましてもくれています。

もうすぐ12月。12月第1週目に散歩の会の総会が開かれます。e0228147_14295349.png
区切りの機会です。
この会で会長としての2年間の前は、副会長として12年間、そしてその14年間は会報編集長として、関わっていました。

この重責を交代するとてもいいチャンス~、総会が訪れます。この機会を逃がしたりすると「また一年延びてしまい、大変よ…」と娘たちも暗示しています。

三行半(みくだりはん)と言いますが、この会報編集会議に会長を辞めるという意思表示を文面(三行半には程遠く、2ページくらいに長々と…)にまとめて、総会前の運営委員会で役員の皆様に、はっきりと言わせて頂きました。
会長の後任を決めてほしいと書いたのです。

会報の編集はちょっと大変で技術的なことも多々あるのですが、会長の後任人事は運営委員会で何とかせねば…と、すんなり受けてくれると思ったのに…。
運営委員会の動揺は、意外に思いました。
次の会長の育成というか準備、根回しという段階がない、いきなり総会で言われたとしても、あなた自身が嫌な思いをするか、みんなを戸惑わせてしまうかというだけであとは最悪の事態。考えられるのは解散しかない…、どうするのか…。

いきなりではなかったのに…。
昨年の総会辺りから、いや、会長を受けた時から言っていましたが、単なる愚痴ぐらいにしか受け取られていなかったらしい。みんな私が悪い…。
会長は、前会長が決めるとかピックアップして個々にお願いするものではないと思うし、私自身、過去の総会で「会はつぶしたくない」から、仲間から「何とかしなくっちゃね」と相談されながらも、自分の上に降りかかってくるとは思ってもいないのんきなものでした。
ただ、会はつぶしたくないという一心で、会長を不承不承受けたのでした。

この度も会員全体に投げかけみんなで考えて欲しいと思っていました。みんなで考えようと思いつつ簡単にはいかないから、きっと何回か臨時総会を開き、納得できるような形にしたいとそれだけでした。
慎重なる現副会長は、シナリオを作って皆さんを誘導できれば一番だとの考えでした。平均70歳くらいの集団は、集まって行動することはもう無理なことでしょうか。
集団で行動できれば、個々で動くよりいいことがたくさんあります。反面準備が大変、運営委員会のお世話はかなり細部にわたって気を入れて気を使い、運営しているなど、昨年から始まった「当番役員」制度で、現在の運営方法を体験なさってびっくりされています。

どうすべきか大問題ということですが、私の決心は「揺るぎなく」というところに位置しています。大袈裟に見てみれば、私自身の人生の岐路・決心というところでしょうか。そしてこれも断捨離のうちなのかも知れないと、哀しいけれど思ってしまいました。









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by nagotu3819 | 2014-11-28 16:25 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(10)

ダン・タイ・ソン―ピアノリサイタル

久しぶりのピアノリサイタルに。
感激して、しまいには涙さえ浮かべるほどに…。
良かった~~。
そして
何だか聴くだけなのに、疲れてしまった。
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孫の学校の音楽鑑賞会に参加させてもらった。
初めの曲から、馴染みがあまり無い調べ。
この薄暗い環境の中でピアノを聴いているのは
眠くなったりしないだろうかと内心心配した。


プロコフェイエフ「つかの間の幻影」
シューマン「ダヴィッド同盟舞曲集」
ラヴェル「高雅で感傷的なワルツ」
ラヴェル「ソナチネ」
ラヴェル「亡き王女のためのバヴァーヌ」
ラヴェル「水の戯れ」
ラヴェル「ラ・ヴァルス」
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この演奏曲のプログラムに、休憩が20分ほどあっただけの、
全くのソロ・ピアノ演奏。
1曲が比較的長い、全部暗譜なの~と、鑑賞よりも
別のところで感心していた。

ところがだんだんそのピアノ演奏にゆったりと誘われて行くのだ。
緩やかに、跳んで。
激しくもゆったりと。
愛の哀しみ、流れの中の楽しさ…。

水の流れの表現が素晴らしく情景的風景が伝わってくる。
愛情の喜びや深さ、温かさ、悲しさなどの想い…。
広い場内は水を打ったようであった。

アンコールの前に感動のためか演奏者を讃える歓声が一声。
こういうときに掛け声をかけられた
リサイタルには、まだ出くわすことがなかった。
満場の観客は、どれだけの熱い拍手を送ったか。
みんな同じ気持ちで拍手、拍手、拍手。

アンコールの曲はショパンの「ノクターン」。
しんみりと演奏が流れて、
私たちは演奏を身体いっぱいで聴き、満足感でいっぱい。

とても感動して2時間余りのコンサートは終わった。





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by nagotu3819 | 2014-11-20 13:13 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(4)

珍しい発表会―講談を聞く

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誘われて出かけました。
研修を重ねてもう17回目。
皆さん味わい深く聞かせてくださいます。
講談と言うものを良くは知りませんが、しっとりと聞かせてくれます。
お上手な語り口だと思いました。
昔、ラジオから流れていたあの名調子でした。
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あの異色のお友達にご案内を頂きました。
けれど彼女がこのグループに入っているわけではないのです。
興味があって聴きに行くので行きませんかと。
丁度、時間が都合よくて、出かけました。
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じっくりと聞かせて頂き、途中からの入場でしたが、最後まで聴き入りました。
夕方になっていましたので、ご一緒に夕飯を頂いたと言う訳でした。
良い一日でした。



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by nagotu3819 | 2014-11-16 14:07 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(10)

「ふしぎな岬の物語」映画を観る

娘と久しぶりに映画を観た。12時から約2時間、大きなスクリーンとステレオ音響の中に身を沈めた。
以下は私の感想を交えて「映画 com. 」も参考にして生意気にも、映画のご紹介。こころ温まるほんわかとなめらかムードでお話は進む。
すこ~しふしぎな深さも織り交ぜて…。

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「心温まるささやかなエピソードが連なる原作の一部を導入に、千葉県の小さな村で喫茶店を営む悦子の心象風景を軸にした人間ドラマであった。
早くに夫を亡くした彼女(エッチャン)が求めるのは心の安寧。一方で、常に抱えている孤独への恐怖を和らげてくれるのは、おいの浩司、30年来の常連客タニさん、東京から戻ってくる漁師の娘みどりらの純朴な村の人々の優しい面々。
すなわちエッチャンがやさしくとりなしているからなんだけれど・・・。
「生きるって祈ることなのよ。人はね、いつかこうなりたいっていうイメージを持って、それを心のなかで祈っているときは生きていけるの。」
「過去を懐かしむことって、自分の生きてきた道のりを受け入れられているという証拠でしょ。」
「誰かと一生に、同じものを見て感動できるのって、本当に素敵なことだと思うから」

使命、慕情、あこがれ。それぞれが悦子に向ける愛の形はさまざまだが、これはそのまま浩司(安部寛)、タニさん(笑福亭鶴瓶)、みどり(竹内結子)ら共演者がエッチャン
(吉永小百合)に注いだ思いと重なっているとみえる。
時には大切な人との別れと向き合わねばならないが、人は決して独りではない、支え合い寄り添いながら生きているということを、あらためて喚起させる。当然、その中心にいるのは吉永で、包み込むような笑顔は大女優に失礼かもしれないが実にかわいらしい。
同じく吉永を敬愛する成島出監督も、雄大な海やのどかな田園風景に囲まれ、不器用だが懸命に今を生きようとする人々の心模様を丹念に切り取っていく。この日本人の慎ましい姿が、モントリオール世界映画祭での審査員特別賞グランプリという評価につながったのだろう。
流れはできた。これが日本で多くの観客に受け入れられてこそ、プロデューサーを兼ねた映画女優吉永小百合の宿願が結実する時である。」(映画com.から抜粋)


こういうお話の顛末は吉永小百合好みだなぁと感じた。それもそのはず、彼女の初プロデューサーだもの・・・、納得だ。







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by nagotu3819 | 2014-10-20 17:53 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(4)

絵画展へ

芸術の秋、中学時代の恩師高瀬先生がI市の絵画協会長を辞されてから1年目。
それまで長らくの貢献であったのだけれど、92歳というご高齢のためもあったということである。まだまだしっかりされていてこの筆跡も確かなもの。
今も5教室くらいを受け持って、自転車で駆けつけて指導に当たっておられる。
絵を描くという力って凄いなぁと思い、私のふがいなさを改めて思った。
そして先生の意欲的な若さの素晴らしさを頂きたいと…、そんな虫の良さも手伝って、出かけた。
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先生の絵を鑑賞していたら、見知らぬ方が話しかけられたのである。彼女は豊田さんと言われた。水彩画「うす紅色に」と題して薔薇の花を描かれていた。
さらりと描くその絵は、何だか「見て、観て…。」と言われているような自信も感じられて魅力的だった。
お聞きすると、ご自身でもお教室をいくつか持っておられた。
そして日本画も描きたいと、先生と私たちのお喋りを聞いておられて、声をかけられたのだった。
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今回の絵は「手児奈あわれ」と難しいテーマを題材としておられた。
入水して亡くなられた姿…。
――難しいよ。生きている姿で数多の男性に言い寄られている方が描きやすかったかも知れないと、心で思ったが…。
亡くなってもなお美しく、惜しまれる。そしてずっと憧れを抱かれてその心のまま後世に言い伝えられている…先生のお気持ちは美しい心を亡骸となってもなお美しく描きたかったのだと思う。亡くなった手児奈の姿を墨絵に仕上げようと思ったが、途中で色彩を添えたのだと…。もっと顔をはっきり描いた方が良かったかな…とひとり言のように洩らされた。

今年、5月にも絵画展があったので出かけた。
その時は渋谷先生もお誘いしてご一緒した。高瀬先生の出品作品は小品2点であった。
今回も、先生にご連絡して会場で会えたのは幸せだった。

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 このあと、近くに住む叔母の家に寄ったときに、高瀬先生は左にアップのような歌を詠ったと持参され、お線香をあげてくださったことを聞いた。
 実は高瀬先生は、私の叔母の連れ合い―亡き叔父―の竹馬の友だった。

 「六つ七つ幼きからの友逝けり あの日かの日の面影を追う」

 「共に酔い肩くみ合いてぬくもりを 肌にたしかめ夜の町を行く」



 
 先生はまだ幼少のころ身体が弱く、富浦の「臨海学校」へ3か月ごとに何年か寄宿して学んだのだという。
 グーグルで検索したが、もしかして正式名称は千葉県立富浦学園か?
 学区を超えて身体の弱い子で割に裕福な良家の子女が、その学校へ来ていたらしい。友だちの叔母さんとか別の知人が当時の記念写真を見せてくれたときなど、伯父が若いのに真ん中で校長として座っていたりして、意外なところでつながっていたことを驚くことがあった。

 (実は私の伯父は多分富浦学園のことで、富浦に移り住んだのかと思う。開業医で、千葉大にも時々行って教えたりしながら、富浦学園の校長を務めたために、そこに永住するきっかけがあったのだと思った。)

 先生の思い出話を聞いて、伯父を想い懐かしく思ったし、更に先生が一時でも伯父のもとにおられたのかと感慨深いものを感じたのであった。
臨海学校はもうすでに存在しないのだが、県内の身体の弱いご子息(先生のお父上も医院開業しておられたとのこと)が、身体づくりを目的のこの学び舎に預けられたという。幼かったから父母恋しと涙がこぼれたこと思い出しますと笑いながら話された。

 その時、海で泳ぎを覚えたということだが、実家に帰り川で泳いだら溺れたのだという。その後また臨海学校に戻り、しっかりと泳ぎを覚えて水泳がとても得意になったのだとのこと。
 「私が今健康で柔軟性が保たれているのは水泳が好きでずっと泳ぎ続けていたからだと思う…」と言われた。
 
 そういえば、私の誕生会のときに足ツボ押しをしてくれた娘が居たが、痛くてたまらないというところは特に無かった。それを見ていた娘の連れ合いは特に、「お母さんは健康なんですね…」と感心された。もしかして、水泳のお陰かなと思ったが、さてどうなんだろう。

先生のお歳までは20年もあるのね…、頑張ろうかなと思ったのである。


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貰っちゃった!
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by nagotu3819 | 2014-10-14 06:46 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(8)

幼馴染のようなアンを愛して…

片づけをしていたら古い新聞のコピーが目に留まりました。
昔、川柳結社の社友というのでしょうか。あまりよくわかりませんが、とにかくその仲間は、一生の友だちとしていてほしいような魅力的な方々の集まりでした。
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朝日新聞の後援があって、中部川柳大会なるものを所属の結社が、主催することになりました。
そのはじめの頃の広告として、勉強中の仲間の川柳を取り上げて川柳に馴染んでいない人からも参加を呼びかけました。
その時の新聞広告です。
私の句も載っていますが、勉強中だからというのか何方も作者名は載りませんでした。代表の名前だけは表に…というのも、どんな世界でも有りがちなことです。
「四十年 赤毛のアンを 友にする」
これは私の句ですが、何の技巧もありません。けれどとても素直に端的にズバリと詠んだと思っています。
まだ50代の前半の時でしたので12、3歳から読み始めて、アンに親しみを感じ虜になったということを詠んでいます。

中部川柳大会には、全国的にも名が知れていた時実 新子とか大西 泰世、森中恵美子、天根夢草、石田柊馬さんなども遠くから馳せ参じらされました。そして、私はその大会の裏方で、表彰される方の名前を下手ですが毛筆で記したり、派手に選者の脇取りの役目をしたことも思い出しました。
いまはすっかり川柳からは遠のきました。

とんだ横道に逸れましたが、赤毛のアンは、娘たちも大好きでした。今もアンは心に残っているに違いありませんし、ことによると私と同じく気になる存在として心に存在し続けているのでしょう。
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今NHKの朝のドラマ「花子とアン」を放映していますので、ちょっとしたブームとなっています。(5月「赤毛のアン展」)
おかげで、気をつけて見ていますと関連の展示会などがあります。先日、ついでに教文館へ立ち寄ってみました。エレベーターに乗るのに60分待ち、5階で降りて、9階まで一段一段ゆっくりと待たされながら上って行くのです。
前には「翆玉白菜」で180分でしたから…、でもここでもかとは思いました。
おかげで9階の村岡花子の一生や何を翻訳したか、白蓮との写真や村岡印刷のことなど一連の展示を詳しく見ることができました。
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6階では子供の本を中心に花子にまつわる本も並んでいました。
3階に下りていくと、その昔花子が仕事をしていたところをテープで囲ってありました。
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そこで、結局手元に置いておきたい本を求めました。
写真も多く、暇を見つけては本を紐解き、気楽に楽しめる内容です。
たびたび眺めては楽しんでいけるように思います。
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by nagotu3819 | 2014-07-19 21:01 | 趣味・朦朧 | Trackback | Comments(10)


その時々の想いを趣味や日々の献立などを載せながら楽しくアップします。ブログ内の記事等の転用は管理人にご一報ください。


by そよぎ

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