カテゴリ:旅・散歩:食事( 34 )

溥傑氏の仮寓(ラストエンペラーの弟王)

この土地の氏神様、浅間神社にお参りに参りました。
高校時代からの友だち K.Y.さんはこの地に育ち
結婚されるまでだったかな(?)、
思い出がいっぱい詰まった懐かしいこのあたりの地です。
散歩がてら浅間様に行きましょうかとの彼女の提案に
行って見ることにしましたが、彼女は本当に久しぶりに訪れたとか…。

私自身は、幼い頃はこのあたりにはあまり馴染みはありません。
しかし、中高時代はこの神社や海の近くでしたので、
少なからず思い出を残しています。
生長の節目節目でもお参りに来ていたことを思い出します。

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近くには、潮干狩りで東京近郊からは手近な観光地でもあり
結構たくさんの人たちが訪れています。
想いを込めて参拝しました。


その神社のすぐ隣に愛新覚羅溥傑氏の仮寓が今も
丁寧に遺され手入れが行き届いて一般公開されています。
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(以下の記載はURLの検索により編集する)

明治中期以降、
保養地として多くの文人墨客が訪れた稲毛は、
海岸線の松林を中心に、別荘・別邸が建てられました。
この建物はその中で現存する非常に貴重な遺構です。

こちらの屋敷は、旧武見家の別荘でしたが
平成9年に武見氏より市が取得し、同年4月から
「千葉市ゆかりの家・いなげ」として公開しています。

この建造物に、中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の
実弟である溥傑夫妻が、昭和12年に半年ほどこちらに居を構え、
新婚生活を送ったという歴史的事実もあります。
保養地としての稲毛の歴史を今に伝え、
その歴史を知る上で、貴重な和風別荘建築として、
非常に重要な物です。

平屋の主屋と庭の離れから構成されています。
主屋は棟がL字型となっており、南・東側の屋根には
入母屋の破風が見られます。
室内は、漆塗りの枠の腰付障子、菱格子で飾られた欄間、
高く張られた格天井などの意匠が凝らされています。
居間には洋間が付いていますが、
屋根の形状や取り合い柱の納まりから、のちに増築された
ものであると考えられます。
離れは、外壁が主屋の洋間のものと同じ板壁であることから、
浩夫人の要望もあって、洋間に改装されたころに
増築されたと推定されています。
その室内は6畳と床の間で構成され、床の間には木瓜窓が施されています。

全体として改造が少なく、大正時代初期の意匠をよく伝えています。



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溥傑は、中国の現代三筆に数えられる書家として、
多くの書画を残しています。
この書には、稲毛に居を構えた当時の思いを詠んだ
漢詩が二首したためられていて「ゆかりの家・いなげ」と
「溥傑夫妻」のつながりを偲ばせる作品です。
平成2年に溥傑本人から千葉市へ贈られました。


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L字型に建てられた主屋の床の間やその突端の夫妻の寝室には
浩さんの希望で洋間に改築、ベッドを愛用とありました。


溥傑の書

【訳】※ 愛新覚羅溥傑・浩 著(福永嫮生 主編)「愛新覚羅溥傑・浩書画集」P62より引用

再び千葉海岸稲毛旧居を訪れて感あり
過ぎ去った歳月を顧みて再び千葉に来る。
世の中はすでに大きく変わっているが、
余齢をもって稲毛の旧居を訪れる。
新婚当時は琴瑟相和して仲が良く、
まるで夢のようだった。
短い期間ではあったが想い出すと
つい我を忘れてしまうほど幸せだった。
愛しい妻の姿と笑顔は今は何処に。
昔のままの建物と庭を見ていると
恋しい情が次々と湧いてくる。
君と結婚したその日のことが目の前に浮かび、
白髪いっぱいになった今にかつての愛の
誓いを思い出すにはしのびない。
再び千葉海岸稲毛旧居を訪れて感あり
二首を詠む。歳次庚午仲夏   溥傑 



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過去にNHKの「歴史秘話ヒストリア」での取材もありました。
渡辺あゆみアナウンサーの色紙サインも。


3月23日、小寒い日でしたが、その庭にはシャクナゲが咲いていました。
そしてトサミズキ、クリスマスローズ、ツワブキ、ウメが
かつての当時を物語るように爽やかな賑わいを
偲ばせていました。


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by nagotu3819 | 2017-04-25 01:45 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(8)

まだ、3月です(1)…お彼岸墓参・迎賓館~東京湾クルーズ

お彼岸参りをしました。
大事なおじいちゃんの思い出を抱きながら
おばあちゃんを思い出し、
ご先祖様に感謝し、この春の変化の報告をしました。

孫は国家試験合格証書、曽孫の中学校卒業証書を
祖父母に感謝して、今は居ないのだけれど
あたかもそこにいる祖父母の存在に見てもらいました。
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そして後で詳しくアップしたいと思いますが
千葉市ゆかりの家・ラストエンペラー愛新覚羅溥儀氏の
弟さんの愛新覚羅溥傑仮寓にも行きました。
新婚時代のころのこと、奥方の浩さんは
とても雰囲気が美智子皇后にそっくりのように
拝見しました。


日帰りバスツアーに参加しました。
「迎賓館赤坂離宮本館見学と西洋美術館・お台場クルーズ」
6人で参加の予定だったのに
お一人が朝体調を崩してしまいまして、
残念でしたが、5人のグループとなりました。

国立美術館は目的の美術館にまっすぐに
行ってしまって素通りの状況でしたが
今回は建物が世界遺産に登録というお祝いを兼ねて
内容が充実の常設展にも
ゆっくり参観できました。
65歳以上は入館が無料でした。

次のコースは今回の本当の目的で
迎賓館赤坂離宮です。
素敵な建物、瀟洒な印象通りの
素晴らしさでした。

よく遠巻きには眺めていたのですが、
今回の企画に離宮本館が組み込まれていましたので
早速申し込んで希望の日程に参加できたことは幸いでした。
中の様子は写真撮影はできませんでしたので
お庭の様子だけです。

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迎賓館からお台場に向かいました。
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私たちは「海舟」に乗船しました。
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お台場海浜公園から日の出桟橋までの
ほんの20分だけのクルーズです。
暮れなずみつつある東京の風景を船から眺めて
ほんの名ばかりのクルーズでした。

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日の出桟橋に碇泊していた
ロボットチックなそしてモダンデザインの
船は「ホタルナ」か或いは「ヒミコ」と名付けられた遊覧船。
これも私の注目のものでした。








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by nagotu3819 | 2017-04-01 11:02 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(4)

桜だより(修善寺寒桜)と月の沙漠(砂漠)

友だちからのニュースで
”河津桜が満開だよ。”
”桜は人の都合など待ってはくれないからね。”
と。

人が揃ったら出かけたいと思って
グズグズしていたら案の定、
河津桜は花よりも葉っぱが
目立ちだしていた。
房総半島は暖かいのだ…。

後に桜が見られなかったので近所にある大きな樹の
修善寺桜()は如何かと散歩がてらに
観て回った。*訂正しました

この日は丁度日曜日で、テニスを楽しむ人が
沢山出ており、桜も三分~五分咲きとなって華やいでいた。

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話しはもとに戻そう。
友だちの車で房総半島の文学散歩にと
気配りがあった。

これは芥川龍之介が一時滞在して
執筆などもされた「ホテル一宮館」。
このホテルの前は海につながる川…、
海とも川とも言えぬほどの上に橋が架かる。
近くは汐の香り漂う。
(芥川がここで…)と、しみじみと思いを馳せた。
そして方向を海水浴場に向けた。

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オリンピックの波乗り競技の会場になるとかの
外房の一宮海岸、海水浴場へ。
板を持った若者や家族連れが波と遊んでいた。
風は冷たく、しかし波乗りには少し穏やか?な日だった。

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河津桜の並木ははるか遠くに
葉桜となっているのが認められた。
やっぱり人の都合など考えてはくれなかったね。

桜は諦めて「月の沙漠」のモニュメントのある
御宿へと向かう。

*砂漠ではなく沙漠だそうだ。
乾いた砂ではなく海岸の湿った砂は
”さんずい”が正しいのだそうだ。
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こうして観ると遠く砂漠地帯のように見える
夢の空間…だ。

「此処はどこ?」と言いたくなる異国情緒を感じるわけで、
どこかアラビアンナイトのようなこの風景だった。

童謡「月の沙漠」は画家で詩人の加藤まさを作詞で
佐々木すぐる作曲によるもの。
加藤は実際には外国に行ったわけでもなく
雑誌編集者から何でもいいからという依頼を受けて
作詞したのだというが、
本当のことは聴かない方がいいという気持ちにもなる。

連れて来て下さって有難うございました。


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御宿は子どもの頃に来たかったのに大人になるまで
来たことはなかった。
内房からのコースでもっと先端の館山や鯛の浦、
勝浦辺りは訪れていたのに…。






***

そして孫たちと戯れるひと時。

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時系列ではないが、この時はお雛祭りの集いを
楽しませて貰い、女の子の頃の気分を
ちょっぴり思い出して…蛤のお吸い物を
頂いたよ…。

そしてまた、孫たちの家に泊まって行ってと誘われて
楽しみ和んだ日。
上の孫娘が美容院で髪を切って来たのでパチリ!
私はカメラマンと下の孫娘が撮った。

ジジババ・バカと言われようが
いつの間にか大人になったこと、綺麗になったことねと
眺めてしまうこの頃の自分…。
これもプラチナエイジの年頃の現象かと
三者的に観ている私である。





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by nagotu3819 | 2017-03-13 04:20 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(6)

私は怠け者なんですゥ~(2月後半はSabotage)

2月は逃げるともいう。
あっと言う間に2月も終わっていた。

随分前に、私の啓蟄と言ってもいたのに、
余りに早くに地から顔を出してビックリして
またもぐってしまったのだ。

わたくし~~?
元気よ。まったくのおサボりである。
N市へ行くつもりであったが、アントワネット展に
一緒に行くつもりだった妹の都合にも
合わせて2月14日に六本木へ出かけた。

ご存知のマリーアントワネットの生涯を示す愛用品や絵画展。
ベルサイユ宮殿の空間再現なども
行かなかった私の満足感をやや満たした。

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しかし、東京はなんと人が集まることか…と、いつも嘆く。
入場券を購入するのに、1時間並んで待つ。
そしてやっとチケット購入したと思ったら、約3部屋くらいを
蛇行状に並んでエレベーターに乗る順番をおとなしく待つ。
そして52階の会場階まで行くが、そこも
展示場の人数制限をしてくれているので、またも待つ。
結局2時間半くらいを空しく待ってようやく展示場へ。

まだ、会期はあと2週間あるし、この日は平日だったのに…。
待ちくたびれること甚だしいが、東京展の状況にも
仕方なくではあるが、徐々に慣れて来ている。

哀しいかな…私はフランスへ行きたいなぁと
長年思っていたのに、最近の時間の余裕ができた頃には、
テロの怖さに実際は行けない現実だ。
妹は既に昔フランスへ行っているが、日本の展示の仕方には
さらに詳しく分かり良かったという。

そうだろうなと、海外の芸術的建造物にも想いを馳せながら、
その優雅さ、豪華さを汲み取って観て回った。
かの王妃の波乱の人生に食い入るように観て感じたのは
やはり王妃だからこその、人の暮らしぶり、
そして国民の厳しくも冷たい目の中に
毅然として生きたのだということを鳥肌が立つほどに
受け取れて……。

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再現された王妃のプチ・アパルトマン(此処は撮影許可だった)



沢山の展示物約200点を観終わって
52階の景色をホッとして眺めた。

遠くに富士が見えたが
雲か富士山か紛らわしいくらいの陰であった。
ハッキリと近く見える富士は
新幹線からの富士山である。

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そして最近あまり会えなくなってしまった
友だちに会いたいとS.さんにお願いして
中央高速道を走ってもらって友だちの家にお邪魔した。

立派な欄間に目を奪われた彼と彼女のお城だ。
定年まで長いことお二人で励みご家庭を
守って来られたお住まいは彼の趣向が濃いかと思われた。

彼は「シンプルライフ」を目指し
今はお二人きりとなったこの立派なお家で
過ごしていらっしゃること、深く頷けた。
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彼は若い時は仕事の合間に、その地方の山々を
制覇してきたことは奥さんの彼女から聞いていた。
そこでバードウォッチングをしたりして
ホームページを立ちあげて、楽しんでおられたたことも
年賀状の交流から分かっていた。

そして彼は最近天体に興味を集中されて天体観測を
カメラにも納めておられた。
星を観ていると人間の存在や生き方のちっぽけなことに
想いを馳せられて、チマチマした気持ちを
持つことなど諸々の価値観、人生観に浸っている様子であった
ことも感じられて「私も…」と嬉しくなった。

ご夫婦は昔、同じ県立高校にお勤めで
私たちもその職場での仲間であった。

男先生には、私は何年ぶりだろうか。
50数年のブランクになる訳だが、昔を知っていることは
何とも言えない心の解かれる部分があるものだ。

奥さんの彼女とはよく会っていた経過もあったが、
懐かしいと思うほどは親しくなかったけれど、
思いがけずも、こんなにお話し好きとも
思わなかった人との再会であった。

私も久し振りに会う人には
「そよぎさん、そういう感じじゃなかったわよ」と
印象を話されたりする多い。

(段々に真の姿が出せるようになったのか…?)
ただ静かにしていただけの私だったような自己分析だ。

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宇宙観…、私もちょうど若い頃の昔に夫と話していて、
余りにも大きい宇宙に比べて何と小さな人間…私たちの存在に
またも気を向けていたことを思い出したのだ。

自分が生きている間に宇宙の何を知ることが出来るのだろう。
とてつもなく多くの真実を知りたくても追って行けないとの現実に
全く頼りなく、まだまだ科学の進歩や学問探求の
姿勢にも関わらず、長くの時間を要することだろう。

私の生きている時間の短さに思わず情けなく思ったこと、
欲張って知りたいと思っても到底叶わないことだとの
思いが及んで20代の若さのなかで、涙したことがあった。

最近またそれを思い出して思いを巡らしていた
銀河系から宇宙観などの話に及んで、
ついつい男先生のお話に頷き合って
お気持ちの発露を面白く伺っていた。

これまでの人生観にも、歩んで来た足跡も受け取れるようで
あっという間に時間が過ぎてしまった。

若い頃にはよほど親しくないと伺えなかったことだろうことも
年を経ての、人の考え方の変化や受け取り方も
自ずと違ってくるはずだし、
その方の生きざまの深さまでも感じられて
とても興味深く思えた。

このような時を過ごせたという、
思えば午後のわずかな時間ではあったが
会えてお話を伺えて、さらに宇宙談義にまでも、
話題に上ったことなどが、幸せなことだと思った。









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by nagotu3819 | 2017-03-06 11:06 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(6)

ALBUM 桂離宮から修学院離宮参観②

念願の京都の離宮参観の旅が実現した。
それも京都に土地勘のある親友との旅。
じっくりと落ち着いた雰囲気の中での旅であった。
パック旅行ではなく新幹線の利用とホテルを設定しただけの
コースで、あとは自分たちの自由さがある旅。
またまた、いい旅であった。
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宮内庁からの参観許可は
桂離宮が14:30で、翌日修学院離宮は9:00という
指定の許可が下りた参観である。
両日ともワクワク、胸が躍った。

昨日の桂離宮の質素な中にも和風そのものの美しさを備えて
修学院離宮は広い土地とその形状を活かした
自然の中に自分を置いて楽しむような、そして
心の充実を図れるような造りがあちらこちらに散りばめられて
ず~~っとこの中に自分を置いておきたいような感覚に…。

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区切りというようにコースを進むと
小さな引き戸や開き戸があり案内する宮内庁の女性の方が
開けられて、次の説明がある。
そしてその区域が一巡りしてまた元の扉に戻るのだが、
先ほど開け放しのまま前に進んだのに、
必ず開けはなしたままの扉はきちんと閉じられていた。
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案内の方ばかり見ていたのだが、この一団の最後尾に
もう一人の宮内庁職員が影武者のごとくで、
案内する職員とペアを組んで居られたことを
いくつか回っているうちに気づいた。

桂離宮では区切りの扉は修学院離宮ほどはなかったので、
そのことに気づいていなかっただけだったかも
知れなかったが、桂の方はゴロ石や置石以外は
足を踏み込まないでの注意ありで、
修学院よりは小ぢんまりしていたのに、
足はかなり疲れた印象だ。
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お庭、水の風景、東屋とは言えないがところどころの建物は
かなりの贅をつくし、ひと時を楽しんで居られた皇族の方々…。
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かなりの高低差のあるコースで日差しもきつくなり
Kちゃんは疲れてしまったのだった。
彼女は後から行くからと言われていたのだが
そうするのがご自身の好みかと思ったので、
私は案内する職員のそばについて歩いていただけだった。
(私たちはそれぞれの好みを尊重にすることを互いに
モットーにしていたから単に受け入れたのだったが…。)

Kちゃんが日差しなどで疲れて気分が悪くなって
後ろについていた理由も時におありだったということに
全く気づかなかったのだから、自分ながら呆れた。
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修学院から銀閣寺、哲学の道と歩いてかなり疲れを感じた。
哲学の道筋で格好のコーヒー店を見つけたので
ゆっくり腰を下ろして疲れを取った。
疲れ具合がちょうど年相応であったので
同い年同士の旅は気楽だ。
「疲れたね」と気楽に言えることも、いいね。
また日差しが強く照り付けたなかで
歩いたことも一層疲れを感じたようだったけれど。

手作り風ケーキの美味しかったこと、
そして十分休憩できて、
またが出てきた。

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広隆寺に行って弥勒菩薩に会い、千手観音に会って行こうと
いうKちゃんの提案があり、喜んで広隆寺へ。

仏像の写真はもちろん撮れないのでちょっとお茶目に
弥勒菩薩の姿、手の先を真似てみたが、
畏れ多いことでその神々しさは
凄いと一層強く思った。

かつて京都でお住い時代に、
彼女は何度もこちらの弥勒菩薩に会い、
千手観音にも合わせてお詣りし
じっくりと仏像群らと語った時も持たれたようだった。

こういうひと時は何とも言えない…そう、
万物の落ち着きと心の平安が
得られたような温かい雰囲気に包まれていた。

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そしてはるか昔、高校時代の修学旅行以来の
三十三間堂にも足を延ばして
すごい数の仏像にもお詣りした。
中には、自分によく似た顔立ちの仏像にも
出会えることがあるようだ。

庭で二人づれの親子らしい人をお見かけしたが
日本人ではない顔立ちなのに日本語を上手に話しあいながら
写真を取り合っていたカップルに出会った。
ドイツだったか、スイスだったか?
聞いたのにいい加減な記憶になっていたけれど。

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そしてあとどこへ行こうときょろきょろしていたら、
目視できるまっすぐ向こうにまたお寺が見えてきて
それは智積院であった。
二日続けて歩き、実は疲れてきていた。

こんな近くに有名なお寺に出会ったと嬉しく思い
そこを訪れ見学することにした。
裏庭には今紫陽花が花盛りで見事だった。

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強行軍とは言わないが、高齢者となった我々はだんだん疲れが
募ってきていたので、ここでもお茶した。


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良い旅だったねと、満足、満足である。
でも疲れも出るね。

いつも1万歩以上歩いてもこんなには
疲れないのに、あちらこちらを見ながらなので
疲れも余分に出るようだ。

日ごろの散歩の成果は少しは出ているだろうけれど
たくさん歩いたなぁ。
土井の漬物店が開いているお食事店は
漬物、デザートなどバイキングにもなっていて
私たちは気に入って、こちらで二回の夕食タイムを
摂ったのだった。
次の京都訪問にもここで食べたいと思っている。









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by nagotu3819 | 2016-06-29 10:30 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(4)

ALBUM 桂離宮から修学院離宮参観①

高校時代の思い出と
宮内庁の参観許可証を持っての京都旅行です。
このたびはいろいろ書きたいのですが
少々忙しいので、写真だけにしてみようかと試みる
ことにしました。

(忘れたくないから後で書き足すかもしれない…。)
「桂離宮に行った気分になりたい人のための写真ツアー」が、
行った人が「そう、そう」と思い出すのにも大変良い
サイトを見つけたので参照までに→ここ
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桂離宮の笹竹の葉を組んだ珍しい垣根です。
生きた竹をそのまま組んで垣にしているとのことでした。

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出発の朝はザアザアぶり、
しかし午後は日傘を差すほどのお天気にもなって、
ややれやれと思いつつ
離宮見学のもうすぐ終わるというときに
また通り雨にも見舞われた。

仲良しの友は昔京都に住んだこともあり
全く昔の記憶のままの私から比べると
断然頼もしい案内を頂いた。
















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by nagotu3819 | 2016-06-28 00:55 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(4)

クラス会「歩く仲間」参加 ②

河口湖畔にある河口湖ハーブ館で
押し花の葉書、栞作りをしました。
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そのあと
湖畔を散策していると、「湖上の女神」のブロンズ像がありました。
長崎の平和の像に作風が似ていると思い、
説明文を読んでいたら、そこに北村西望の名前がありました。
またその反対側には、河童の夫婦も
こちらは気取らない感じで二人並んでいました。


下は押し花で葉書と栞を完成してみました。
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押し葉の材料をセットしてあり、当日バス旅行に参加の
人数分が用意されていました。
こうしたメニューも今回の幹事の方3人の
お骨折りで組んでくれていました。
なかなかアイディアを駆使してその3人の特徴を
出してコースを用意されていました。

一泊目は熱海駅からシャトルバスで運ばれ、
着いたホテルは少し遠く歴史を感じるようなものでした。
二泊目は駅の近くのホテルで、「一日のお疲れを取り除いて」
というように、ビールは飲み放題というものでした。
お料理はバイキングで、アルコールも用意。
私は中ジョッキでビール二杯をゆっくりと飲みました。
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翌日、朝食後自由散策となり、ここに集まった
皆さんは別れを惜しんで解散することと
なりました。

また二年後は大分~別府方面で逢いましょうと
幹事役の紹介があって
生徒の皆さんとはここで別れたのでした。

また、元教師仲間は15時の新幹線まで
ご一緒に行動しましょうとのプランです。
ホテルでのチラシによって『ハーブ&ローズガーデン』に
スーツケースを駅前のロッカーに預けて
行くことにしました。


小高い丘の上に一気にバスで運ばれて
丘を下りながら出発点に戻って行くのです。
道々、美しく咲いている花を見て、
海の見える風景を眺めて歩き出しました。
バラは咲き初めの美しさをやや過ぎて
二度目に咲きだしたような感じでした。
今や紫陽花などの花が「これから私の番です」というように
控えて咲きだしていました。
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イングリッシュガーデンやフランスの香りのバラの庭
クライミングローズガーデン(蔓バラを使ってアーチにまとめた庭)、
中にはプロポーズガーデンなどと
命名したお花畑もありました。


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ぐるりとお花を観賞して、
ここではやはり新鮮なお魚豊富という土地柄です。
「ぜひお寿司を」と望まれた仲間の要望で
握りを注文して、おいしく頬張ったあと、
あっという間にお別れの時間に…。

また新幹線でそれぞれに
上り列車、下り列車の乗客となって、別れ別れの方向に
向けて旅立って行きました。






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by nagotu3819 | 2016-06-19 23:08 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(6)

クラス会「歩く仲間」参加 ①

熱海から忍野八海、富士山五合目

クラス会としては場所的に広がりのある仲間たちの
クラス会です。
元教師4人で参加させてもらいました。
一昨年は島根県玉造温泉から出雲大社など観光し
私には二回目の土地、山陰でした。
今回は関東地方に。
開催地は熱海ということになりました。
次回は九州・宮崎~別府ということに
決まりました。

「歩く仲間」というクラス会の命名は
卒業時の写真アルバムのタイトルでした。
生徒の皆さんは、それぞれ一つところには止まらないで
女性ばかりなのに歩き続けて
多方面で自立していくのだという気持ちが表れています。
それぞれが経済的にも夫に頼ることなく
立派に生活を送っているからこそ、結構遠い開催地でも
41人中22人の参加者も有りでした。
今回も多い参加と感じます。

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こちら元教師は、相談しながらクラス会の集合時間に
間に合うならその時間にはやや早い時間に
集合地の熱海をブラつこう…ということになりました。

集合はホテルに15~18時というので、
ゆっくりとその辺りを散策し、我々元教師仲間は
2か月ぶりの顔を合わせて
溜まった話をしましょうということになって、
名古屋や東京から11時過ぎに熱海に集まることにしました。

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いつも元生徒の名前を聞いては○○さん? ▽△さん?と
訊ねながら呼んでしまっているのは、申し訳ないと思いつつです。

それでも「O先生」と呼んでくれて慕ってくれているのね、
なんて…、生徒には内緒にしたいような話です。
もう、絶対に忘れないと思っているのはShimizuさん、
もともと忘れてなかったのはKondouさん、Hatukoさん、
Imaiさん、Yamakawaさん…くらいでした。
それなりの学び舎での逸話を持っている場合は忘れないですが、
在職3年間という短さの上に
働きながら忙しく勉学に励んでいる高校生の年頃の生徒と
私も結婚、出産などと忙しいし、どちらも手を抜くことが
出来なかったころでした。
ただひたすらに前を向いて走っていた時期に居ました。

私の場合可もなく不可もなくと過ごして
これといった思い出、強く印象に残ったということは
あまり無かったのです。
結局、それは幸せな部分で生徒からは
本物のお嬢様育ちの女性とか、羨望が憧れに変わったとか、
卒業したら先生のファッションを参考にお洒落したいなどと
ほめ言葉のオンパレード。
私にもそんな時期があったようで…と、独り懐かしんでいました。
e0228147_12314205.jpg
夕飯のお料理は食べきれないほどでした。
翌日の朝はバイキング。
見晴らしの良い最上階での食堂で楽しみました。
その日は忍野八海、富士山5合目、河口湖方面まで
観光バスをチャーターしており、参加人員に拠りバス代は
決定ですが、21名で一人だけ先に帰って行きました。

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忍野八海のあくまでも澄んだ水を見て富士の凄さを知ったことでした。
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私の子供ではないかと思えるほど、よく似ている生徒も
笑っています。

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富士山5合目では朝あんなに良い天気で見晴らしも良かったのに
見晴らし台のある富士山5合目ではわずかに、下顎?くらいを
見せてくれただけでした。

e0228147_12322833.jpg
神社にお参りしているときに富士山は少しだけ
姿を見せてくれただけ…。
結構富士の姿を見るのは、今頃の時期難しいのです。
見えただけ良かったと思いました。
河口湖のハーブ館で押し花の葉書づくりに
挑戦しましたが、面白かったけれど、大分センスの問われる
葉書づくりでした。
思ったほどはうまくいかなかったという印象だけ
述べておきましょう。














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by nagotu3819 | 2016-06-17 20:51 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(6)

青森へ文学散歩② 太宰を訪ねて

明治の大地主、津島源右衛門(作家太宰治の父)が
建築した入母屋造り、和洋折衷で明治40年6月に落成する。
どっしりとした重厚感が特徴。
国定重要文化財建造物に指定されている。
米蔵に至るまで青森ヒバを使い、階下13室2階8室
付属建物や泉水を配した庭園など合わせて宅地約680坪の豪邸。
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太宰はこの家を「苦悩の年鑑」の中で
「この父は、ひどく大きな家を建てた。
風情も何も無い、ただ大きいのである。」

芦野公園の登仙船岬の太宰文学碑には
太宰が生前好んで口にしたと言われる
選ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり
とヴェルレーヌの一説が刻まれている。
(残念ながら今回は見ていない)

また、上の写真のご飯は太宰が好んだという、
納豆にイクラを混ぜたものです。
試しに食べてみましたが、
ご飯に混ぜるよりはイクラを別にして
食べる方がおいしいと思いました。
(これこそ好みですね。)

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上は旧津島家新座敷で太宰が疎開して暮らした家です。
はじめ、太宰の兄、文治夫婦の新居として建てられたといいます。

太宰が作家として暮らした現存するものの唯一の家となります。
奥の間の火鉢に座卓が置いてある部屋で執筆したと言われています。
「パンドラの座」「苦悩の年鑑」「親友交歓」「冬の花火」
「トカトントン」など数々の作品をここで書いたそうです。
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昭和17年5月に太宰は奥さんを伴って金木に
帰って来たそうです。
リンゴの花が真っ白に咲いていて岩木の頂の雪と裾野の花と…
綺麗で印象深い風景と残ったことでしょう。
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岩木山は方向や角度によって様がよく変わりますので
追っ掛けて写真に収めました。
雪解けが始まると頂上が女の横顔に見えると
いうことになっているそうです。

今がちょうど空を仰いだ横顔に見えます。
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修学旅行の生徒たちでいっぱいの
大広間で食べきれないほどの
バイキングの夕飯でした。

下は朝ごはん。やはりバイキング。
今関東では遠(トオ)に咲き終わってしまった
牡丹が咲いていました。
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ここは南田温泉、ホテル アップルランド。
私たち五人はまっすぐに岩木山が見える
素敵なお部屋でした。

でも到着したときは午後。
西日が当たり、部屋がふわ~っと暖かで
冷房装置もすぐに利かないで
不満に思いましたが、朝になると岩木山の様子で
一番素晴らしい部屋を当てがって
下さったのだとわかったような気になりました。
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そして弘前に降り立ちました。
弘前大学の資料館を目指してまいりましたら、
この日は日曜日で、休館となっていまして
がっかり!
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資料館はあきらめて、太宰が国立弘前高等学校
文科甲類に入学した際に、全寮制の彼が体が弱いとの理由で
母の縁故の酒造を家業とした家に下宿されたのでした。
そこが「太宰治まなびの家」です。
弘前大学から地図をたどっていったので
かなりわかりにくく大周りをしてしまいました。
ここでも太宰はかなりのお坊ちゃまぶりの様子でした。
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従兄弟である酒造家業の長男がコダックのカメラを
持っていて、太宰がそのモデルとなったというので、
若いころの写真が結構残っていました。

お得意のポーズは右手をあごの辺りに置いて
澄ましている事のようでした。

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太宰は蓄音機を持っていて、友達が遊びに来ると
蓄音機の置いてある所を舞台に見立て
芝居のようなこともして披露したそうです。

お得意のマントもこの部屋にかけてあります。
押入れの上の横に渡した柱には数学の方程式の
鉛筆書きが残っていました。

カメラを持っている従兄弟は京大に進み
蓄音機を持っていた太宰は東大に進学しました。
当時の学生にしては贅沢なことですし、
文学好きな太宰は自分で投資の同人誌を
発行したというのです。
好きなことができた大学生で、
よくいう貧乏学生の状況とはかなり掛け離れて
居たのです。

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太宰治が15歳の多感なころに、尊敬していた
芥川龍之介が自殺したニュースがあり、
これからの生き方そのものに大きな影響を及ぼしたとの
説明がありました。

これは太宰がやがては自殺願望に陥いる道に
迷い込んだという道筋を推し量ることができます。

以前東京文学散歩会で行ってみた「銀座ルパン」と
いうバーで6脚しかなかったスタンドの髙椅子を
落札したとの説明だったけれど…。
椅子の細工がやや違います…、けれど黙って頷きました。

ずいぶん自分勝手な心中未遂をする人という刻印は
太宰の印象となりました。
女性のみが亡くなり太宰が生き残るという
結果も二回ほどあり、それは望んでのことでは無いに
違いないし、本人は死にたいと思っているのに
ひとり遺されてしまうということは
運命のいたずらなのか…。

死にたかったら心中ではなく一人で自殺を
選択できなかったのかなと思います。

けれど太宰はこのような環境で、
プロレタリアに浸透していったので父親の得る
その嫌っていた収入源で、尻ぬぐいという後処理を
してもらい助けてもらいながら、
甘えん坊の人間性となったのか…
といって差し支えないように思えるのです。

身勝手な考え方をする太宰は、
見方によっては純粋で生きることに懸命であったために
自殺に到達するしかなかったということになるのかしらと
その生きざまを理解できないままに、
太宰の神髄というか本心に近づきたいと
自分なりに純粋すぎたと、そうあって欲しいと
願っている私に気づきます。

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人間一生懸命になればなるほど
堂々巡りをしてしまい、一歩外から客観的に判断すれば
正しく前向きな判断を下せたでしょうに。

思い切ったことができるのは作家であるからでしょうか。
「自殺と作家」は一つの流行、カッコよさなんていう
方向に安易に考えてきたのでは…という
観察をしてしまったのは甘やかされた太宰だからと
思い切って言ってしまうのは変だろうか…。
そしてそれは浅はかな見方であろうか。
死ということは軽く考えられないものでしょうから。

人の生き方はその人なりの満足感であろうと
思いますが、もっと明るい展開を
期待して生きたいと思いながら…、
私たちは太宰のお得意のポーズを真似て
この記録に収まってみたのです。

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それから弘前城へまいりました。
このお城は曳家の技術を活かして天守閣を移動していました。
カメラは電池切れで、映像の記録はおしまいです。

映像が残ってないと思い出も不確かになるものです。
映像があると、もうかれこれ一か月も前になることでしたが
思い出されるものなんですね。
移動した弘前城の下方向に八重桜が咲き残り
お城越しに岩木山が見事に目の奥にありました。
軽く過去のことと頭の中の映像から消え去って
居ませんでしたが、いつまで残ってくれるのかしら。
永久に残るような気もしないではないのですが
電池切れは何とも残念です。
これで秋田青森方面の旅行記は終わります。











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by nagotu3819 | 2016-06-10 12:12 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(4)

青森へ文学散歩に① 五能線と太宰

ずっと以前からの計画の東北・青森旅行です。
飛び入りの叙勲のことがあったけれど、
運よく計画通りにできました。
楽しみにしていた幼友達に対して申しわけないと
謝らなくても良かったとホッとしました。
実はこの度は私がここに行きたいと
言い出しっぺでした。

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いつものメンバーです。
気の置けない家族のような心地さえする
私たちです。

東京から東北新幹線、そして秋田駅から五能線に乗って
窓の風景を楽しみました。
e0228147_19532400.jpg
ウェスパ椿山という日本の駅ではないような
駅名の駅に降り立ち黄金崎の温泉を楽しみました。

こちらはメンバーの提案によってです。
とてもいい温泉でした。
温泉自体、私は好きだという気持ちを持ち合わせていませんが、
それでも、生まれて初めて
この温泉が心から気に入りました。

そういえば、やはり同じメンバーで5,6年前だったかも知れませんが
秋田の「乳頭温泉」の露天風呂も良かったです。
たぶん季節が秋だったことも良かったのでしょう。
サア~ッと風が山の斜面をなでるように吹くと、
楡の枯れ葉がまるで大きな雪のような静かな降り方で
お湯一面を覆ったのでした。
白い湯面に枯れ葉が、そして私たちの体にも降り注ぐ…、
自然の中に身を委ねた感じが何とも言えず感激でした。

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ここの温泉は鉄分がたっぷりでお湯の色も鉄さび色です。
女性はインフォメーションで
緑色のバスタオルを借りそれで
身を包み混浴露天風呂を楽しむことができます。

海を見ながらの露天風呂(ひょうたん型)と、
ちょっと小さい女性だけのお風呂の二つが設置。
この写真は女性だけのお風呂です。

我ら同級生で、高齢者です。
立派なおばあさんと世間では言われています。
まあいいじゃないと、最初は誰もいなかった混浴露天風呂に
女性集団で入りました。

e0228147_03424661.png
(↑これはネットから借りました)


夕日の色に染まる黄金崎の不老ふ死温泉では
大きな混浴露天風呂の方を利用しました。

しっかりと不老ふ死温泉につかり、
海風に当たりつつですから温泉で、のぼせることもなく
お肌がつるつるすべすべを実感しながら
ゆっくりと入っていましたら、
男性が後から入ろうとしてギョッとしたのでしょうか。
仲間の一人が、立ち止まるような振る舞いの方に
「どうぞ、どうぞ」と勧めます。

海を臨むこの入浴施設は
女性風呂とこの混浴風呂しかないため、
男性は入浴を楽しむには、この混浴しかないのですもの!
やっぱり女性だけが先取りされていると
どんな男性でも立ち止まるのは当たり前でしょう。

e0228147_19542343.jpg
帰路はウェスパ椿山駅までホテルの送迎バスに乗ります。
JR五能線の旅はまだ続き五所川原駅まで参ります。
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なぜウェスパなどの言葉が、椿山駅の前についているのか…、
「ウェ」はウェスト(西)と「スパ」スプリング(温泉)の
意味を表したくて合成語を付け足したのですって。

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リゾートしらかみは、絶景ポイントで速度を落として
運転してくれます。
(岩舘駅~大間越駅付近、深浦駅~広戸駅、千畳駅付近)

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鯵ヶ沢駅から五所川原駅間で津軽三味線の生演奏の
イベントサービスがありました。

また別の駅で津軽弁語り部のイベントもありましたが
私たちは1号車、語り部は土日で最後部車両で、
五所川原から弘前に向かうときにアナウンスされていました。
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1号車のリザーブをしていましたので
真ん前で津軽三味線の生演奏も堪能できました。
五所川原から津軽鉄道に乗り換えです。
お手洗いに行きたいと乗換駅で申し出ましたら
その方たちを待っていて発車です。
乗車する人も少なくそのくらいの融通は利きます。
金木駅までコンパニオンの方も乗り合わせてくれました。
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↑五所川原から津軽鉄道に乗り換え        
岩木山の頂上の模様が時と場所に寄り明らかに違います。
金木駅に降り立った時の岩木山は左右対称で
富士山のようで、津軽富士と言われています。
太宰治は富士山よりも岩木山は女性的だと
小説に書いています。なるほどと頷けました。

さて金木に降り立ち、ところどころの矢印マークを進みますと
太宰治の記念館「斜陽館」に間違いなく到着します。

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玄関の衝立からお庭、多くの使用人を使っていたらしく
広々とした台所や部屋、立派できらめく仏壇やら
廊下の鴬張り、襖絵など贅を尽くして当時の面影を
見せつけておりました。

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「思い出」など太宰の日記風の作品につながる箇所に
この部屋なのかとか、この農村地区に似合わぬ
ハイカラなシャンデリアや階段の手すりの凝りようは
11人兄弟の下から二番目であった太宰は
なぜこのような生き方になるのかの疑問など直に見て
知ってしまうとその境遇に甘んじて居られない
ような心境になるのだろうと理解できます。
秀才で、天才と名高く成績優秀な人であればあるほどに…。

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みんなでお揃いの写真を撮ろうとちょうど一回りして
靴をはいておられる少年?にカメラのシャッターを押してと
お願いしました。
とても純粋なそして幼いような感じの男性でしたので、
高校生なのかと判断できましたが、
もし間違うといけないとちょっと上の年齢で尋ねました。

「大学生ですか?」
「文学部?」
などとそんな感じで質問をいたしましたら
彼ははにかみながら頷いたのでした。
年齢を低く見なかったことでホッとしました。
何か背丈もそれほど大きくはなくて、本当に高校生か
または大きめの中学生の様子に見受けられました。
そんな些細な事ではありますが、東北の風を感じました。












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by nagotu3819 | 2016-06-08 11:11 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(6)


その時々の想いを趣味や日々の献立などを載せながら楽しくアップします。ブログ内の記事等の転用は管理人にご一報ください。


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