9月は何かと忙しい。私の誕生日、敬老の日、秋分の日と気になる日が目白押し。
この度は敬老の日と私の誕生日祝いに集まってくれた。尤も私の誕生日は月末だが、みんなが顔をそろえる日は限られる。
今はとにかく娘たち夫婦にとって一番の活躍期なのだ。
M夫婦は海外出張の多い義理の息子と、天性のものかと感じつつスクールカウンセラーとして信頼も厚く心が充実している様子の娘、M家族。
それまでは夫婦二人が教員としての頑張りに対して、協力し何かと手伝ってくれたお姑さんも年老いて80代半ば…か。家族の役割分担も変化して、職場では期待されるなか、まさに手一杯の状況、真っ只中の娘、C家族。
それぞれが自分の持ち味の満足度?によって動く子どもたち、頼もしく頑張りが効いていると私たち老夫婦は目を細めているのだ。
敬老の日のというより、子どもや孫に感謝する日とも言える。
そして長女は家族の絆をしっかりと結ぶ役目をしてくれているといまさらながら感謝しているのである。
呼びかけやその準備を、何も言わずに着々としてくれている。孫たちの交流もこんな機会があってこそ。20歳の大学生を筆頭に、14歳の中学生までその差は6歳。
私の姉妹関係も上から下まで6歳の開きがあった。
下の子を赤ちゃんだ、幼いんだと扱っていたことが思い出されるが
もうこうしてみているとその差も縮まって
みんな話が合っているように思える。
本人たちはあと少し…と思っているのか。
久しぶりに14歳の子Kのピアノ演奏も聴かせてもらった。
暗譜で見事に弾いたのには驚いた。
上の子20歳の子は友達仲間とハワイに行って帰ったばかり…と。
もう卒業旅行や休暇、お祝いだと何回も海外旅行を楽しんでいる。
昼間から夜まで十分にくつろいでお喋りにそして何かを口に運びつつ楽しんで…。
そうそう、先日1カ月間のフランス滞在から帰って来た妹家族からのお土産、フォアグラの缶詰を開けた。手作りフランスパンにフォアグラを載せてみんなで舌鼓を打ちながらまたまた話題が広がって行く。
そして間をおいて、次は私の誕生前祝いの展開だ。誕生祝いのケーキにろうそく…、大好きな孫はS.のこの一人で悦に入っている笑顔…、これだけで嬉しくなってしまう。なんとも言えないのだが、この笑顔を見て思い出すエピソードがある。
お姉ちゃんRは2月生まれで妹のSは11月生まれ。まだ幼稚園にも行っていない頃、自分の誕生日にろうそくを吹き消すことを覚えたてだったころ…。お姉ちゃんの誕生日祝いがすぐ3カ月後に来て、ろうそくに火をつけて誕生日のお祝い…。電気を消して「さぁ、お姉ちゃんろうそくを…」と言う時に、(私が…)と、お姉ちゃんより先に可愛い口元でSが身を乗り出して消したのだ。それを娘から動画を見せてもらって思わず笑ったこと、Rのあっけにとられた顔もあわせて思い出した(笑)。大好きな誕生日祝いのろうそくを観ると、この笑顔になるのだろう…。
そんなことがあったりして、楽しい敬老の日と誕生日の前祝いのお集りが終わったのである。