梅雨の晴れ間の蓮の花と友だちの兄上と

大賀一郎博士の執念の発掘
二千年の眠りから覚めた蓮の花…。

大賀ハスは、1951年、千葉県千葉市検見川にある
東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)で発掘。

ボランティアや中学校生徒が発掘調査をしていたが
花園中学校の女生徒が発掘した蓮の種一粒。
その2,3日後に2粒発掘で全部で3粒が大賀博士の手に。


大賀は5月上旬から発掘された3粒のハスの実の発芽育成を、東京都府中市の自宅で試みた。2粒は失敗に終わったが3月30日に出土した1粒は育ち、翌年の1952年(昭和27年)7月18日にピンク色の大輪の花を咲かせた。このニュースは国内外に報道され、米国ライフ週刊版1952年11月3日号p60 に「世界最古の花・生命の復活」として掲載された。(WEB内では、11月17日の日付が流布しているが、こちらは国際版Vol.13,No.10の発刊日に拠る。p26に掲載。)撮影は JUN MIKI(三木淳)による。 「大賀ハス」と命名された。また大賀は、年代を明確にするため、ハスの実の上方層で発掘された丸木舟のカヤの木の破片をシカゴ大学原子核研究所へ送り年代測定を依頼した。シカゴ大学のウィラード・リビーらによって放射性炭素年代測定が行われ、ハスの実は今から2000年前の弥生時代以前のものであると推定された。自宅近く、大賀の銅像が建てられている府中市郷土の森公園修景池ではこの二千年ハスが育てられており、鑑賞会が催されている。この古代ハスは、1954年(昭和29年)6月8日に「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物に指定された。また1993年平成5年)4月29日には千葉市の花として制定され、現在千葉公園中央区)ハス池で6月下旬から7月に開花が見られる。(ウィキペディアから)

植物学者の大賀一郎博士の自宅で
弥生時代以前の蓮の種から優し気な色合いの蓮の花が開花し始めた。
そのゆかりの蓮の花が開く

e0228147_00272010.jpg
明日からイベントのハス祭りが開かれるというその日に
千葉公園に歩こうと誘われたことをきっかけに出かけてみた。

池の周りには蓮の花をめでる人たちがにぎわっていた。
月曜日の午前中。
学校から写生会で来ていた小学生と先生がお二人。
写生を指導なさっていてついでにそのモデルの蓮の花周辺を
デジカメに納められているのを遠目に見ていた。

時間内に描ききれない子たちへ確認材料として
写真を撮ってあげていたのかも知れない。

やはり気になる私は、子供たちの今描いている絵を
見に近づいて話しかけてみた。

まず指導の先生に話しかけて小学生に話しかけた。
子供たちは4年生、近くのY小学校で歩いて20分くらいという。
C市が蓮の花を描くテーマでコンクールを企画しているから
それに参加するためと説明してくださった。

e0228147_00282083.jpg
子供たちは絵にする風景を切り取るための四角い枠を手に持ち、
どの位置を絵にするかをまず選んで画用紙に描いていた。

よく私たち世代の人間が、両の手の親指と人差し指で
四角い枠を作り構図を決めるあの指の代わりを別の厚紙を
四角に切り抜いてその枠を通して構図を決める手掛かりにしていた。




その後、爽やかな風が流れているような気分で
生涯学習館(この日は月曜日で休館)併設の喫茶店で
軽く昼食を摂り、ここまで歩いた疲れを取るため少しゆっくりした。



帰り道に、この辺りに私の親友の実家にあたる
家があったはず…。
ぶらり、ぶらりと、歩いて行った。
確かこの辺だと思いつつ、ふと見ると生垣を剪定した
小枝や木屑を掃除されていた人が居られた。

でも関係がないかもと、門標を確かめに行ったら
何とそのお掃除の方が不審そうに私を見とがめたのだ。

私もその家の関係者ではなくてご近所の方かしらという思いもしたが、
「もしかしたらKaturaさん?」と初対面ではあったがお尋ねしてみた。
そして「私はこちらのYoshikoさんと友だちです」と名乗ってみたら、
確かにと、心当たりのお顔をされたのだ。

よく見れば、Yoshikoさんに似ておられる…。
お兄様だ! 確かマスコミ関係で働いて居られた…と
声に出してみたら、「はい、NTVのニュース部に…」と応えられた。
「キャッ!嬉しいことだわ、奇跡のような!…こういう運命が私を
待っていてくれたなんて…。
こんなことがあるのだわ!」

e0228147_00291884.jpg

彼女がLINEを始めてまだ初心者マークなのと、お正月の頃に言われていたわ…。
私のこの奇跡をYoshikoさんにLINEで送りますので
写真を撮って良いですか、と尋ねて承諾を得た。

そしてまたまた偶然とは驚きの出来事だ。
撮影の真っ最中に公道の真ん中で止まってウィンカーを出している。
車が入ってくるのにカメラなど出し私は邪魔をしていると慌てたら、
Katuraさんの姪御さんだった。

Yoshikoさんの姪御さんはカリフォルニアにお住いなのに出産も兼ねて
彼女の実家(Yo.さんの兄上宅)にしばらく滞在するということで、
外出から車でちょうど帰って来られたところだった。
ちょうど良いことに一緒のカットに収まって戴いた。


いつかのクラス会に珍しく出席の写真をここに載せておこう。
(2015.4.11のもの)

e0228147_00000956.jpg
早速LINEで連絡してみた。
彼女(Yo.さん)は初心者マークと言われていたのに
長い文章が送られてきて、さすが!と思ったのである。

***




☆pageTop☆







彼女とは私が転校してきて一年足らずの間に出来た友だちだった。
中学三年の夏休み前の頃、彼女の家に遊びに行き
出来たばかりの彼女の部屋に案内してくれた。

それはハイジを連想させるような屋根裏部屋だった。
簡単な梯子階段を怖々上って、小窓をキラキラした気持ちで眺めた。
窓から見る風景と爽やかな風は大変物珍しく清々しい印象をもった。
その頃は自分の部屋など持っている子は少なく
屋根裏でも急場凌ぎでも、とても羨ましかった。

そして、当時は珍しい共働き家庭だったKathuraさん。
転校したばかりの私に担任の先生は私に相応しい子と思えるKathuraさんを
座席の前後に並べて下さったが、母はM.先生のお取り計らいだと
独り言を漏らした。
そう言えばクラスの仲間として私は新顔で
小学校から同じ学校に通う人たちとは友達選びも消極的で
クラスメイトには比べようにも叶わなかったのだ。

とても長い付き合いのあった友だちの中から
新顔の私は気の合う友というより、近所だったり学校での座席が
近いというだけで便宜的に言葉を交わすというだけであった。
そういう状況を先生は気にされて座席を前後に並べて下さったのだと
母は感じたのか、または先生に何かの折に話してくれたのか…(?)。
座席替えの後、たちまち二人は仲良しとなって、
そして私と彼女は親友の仲になったのである。

「ぜひこれを読んでとっても素晴らしいのよ」と勧められた本が
『風と共に去りぬ』。
一旦読み出すと夢中になりやめられなくなるのは二人とも同じ。
受験勉強をしなくちゃ追いつかないと、
母を悩ませていた受験生だったが、こっそりと読みふけってしまったり
レース編みを仕上げたくてつい、鈎針を手にして罪の意識は
一応持ち合わせてはいたものの…、つい勉強よりも楽しみの方へと…。

結局二人はドングリの背比べだった。
彼女は東京の某私立女子高等学校へ、私は地元の県立女子高等学校へと
別々の高校へ進学することになったのだが、
私の意識は、今でも彼女とは親友だと思って
多分一生大事に思っている友だちの一人だ。

感情も豊かな方で、私の留守の時に彼女が我が家へ来られた。
その時に行き違いで、数人のクラスメイトと出かける約束があった。
しかし空模様が怪しくて結局彼女は諦めて集合場所へは行かなかった。
私はとにかく集合場所へ行った。
そこで集まった者たちでハイキングに行くことになった時である。
応対に出た母は彼女に「出かけましたよ」と告げた時に
ボロボロボロッと涙をこぼされたそうであった。

それを今でも思い出す。見ては居なかったのに
彼女が置いて行かれたと悔しかったに違いない…。
当時は携帯電話は勿論、家に電話もないようなことは
珍しくなかったように思う。
あの卒業ハイキングだったかもしれない。
彼女とのハイキングは出来なかった気がする。
もう半世紀以上も前のことではっきりは覚えていないのだが…??
どうだったのかな?

これは一旦blogアップしてその後に書き足している
私だけの記録の積もりだ。





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by nagotu3819 | 2017-06-16 00:13 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(6)
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Commented by minmona at 2017-06-17 21:03
大賀ハス・・・
ニュ-スで見たかもしれません
最後の一粒が咲いて子供たちの作品となるのですね

フレ-ム使って構図をとる?
私の時代は鉛筆を立てて片目で高低や幅
画用紙のどこに一番描きたいものを
考えたものです
時代は変わった?^^

Commented by nagotu3819 at 2017-06-18 06:57
♣minmonaさん、ごきげんよう。
こちらの地方では大賀ハスは、県の花(市の花かも)で、皆さんピンとくる花ですが、一般的にはよくは知らないことでしょう。
弥生時代の2000年の種から奇跡のように咲いたので、かなりロマンチックに受け取られました。その花の種子からあちらこちらに広まって、特に「大賀ハス」と言うのでしょう。
一般の蓮の花と区別して、その蓮の花を愛でているのですね。
小学生や一般市民にも大賀ハスの花をテーマに、絵を描いてくださいと募集していたようです。
絵の指導も変わってきているようですが、何でも時を経れば変わっていくのでしょうね。けれど古いものが良くなかったというのではなくて、色々個性的なものも考え出されているのかもしれませんよね。特に絵などは、画一的にならないような…。
Commented by rabbitjump at 2017-06-18 09:42
nagotuさ~ん、お元気ですね~ニコッ!
↓あちらへ、こちらへと^^行動力が素晴らしいですね。
ステキな偶然、笑顔のnagotuさんならでは、ね(^_-)

大賀ハスはTVで時々見ますが実際のハスはまだ(>_<)
いつか見に行きたいです。
遠い時代に思いを馳せて眺めるハスは
また一段といいものでしょうね。
Commented by yo-shi2005 at 2017-06-18 17:28
大変ご無沙汰いたしております。お元気にご活躍の御様子喜ばしく思います。
思いがけなく「いいね」をいただき、まだ私を忘れないでいて下さったと、喜んでおります。
最近は、蛭だのクマだのとニュースになっておりますので滝の方は控えめにしておりますが、その分毎日花と戯れております。最近は昔のブロトモさんもおやめになったり、コメント欄を閉鎖されていたりで、連絡も取れず何か寂しい気がします。
私も最近ラインを始めました。でも、時々スマホをほったらかしておくことがあって困ります。

Commented by nagotu3819 at 2017-06-18 23:42
♣rabbitさん、ごきげんよう。
何か、旅行でもなさっていたのかしらなど思いながらちょっと寂しい思いでした。
もっとも何人かの気にしている方もございます。
しかしこちらも勝手にPCへ触れなかったりしたこともあるんですから、色々よね。
そう、偶然がとても嬉しくて、写真を送って喜んでもらいました。ご実家になかなか行っていなかったそうで思いがけず喜んでもらいました。
ハスは単純な花の形かも知れませんが、大きくて立派です。よくお釈迦様と組み合わせて絵におさまってもいますが、彼の国にでも咲く花としても似合うだろうなって思えます。
あらら、蓮の花を見てると浪漫の心を掻き立てたりもしますね。
Commented by nagotu3819 at 2017-06-18 23:52
♣yoshiさん、ごきげんよう。
こちらこそ、ご無沙汰しています。でも、私は忘れたりはいたしませんよ。
こちらのblog初歩の時代(他の会社のblogはしていたのですが)、写真の処理やアプリの手ほどきなどをご親切に指導していただいたこと、大切に覚えております。その節はありがとうございました。
私はどうも何事もマメにするタイプではありませんね。
マメなyoshiさんは、素晴らしいと思います。応援しています。
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