伊豆半島をハイライト周遊2日間(1)

転勤や退職などもあり、少なくとも3年間は一緒に机を並べ、共に仕事に励んだことのあった仲間(元同僚)が、揃って小旅行に出掛けることを計画した。
職場にいた時は一度も無かった四人揃っての旅行だ。
まず手始めに近場へ行こうと、その第1回は伊豆へと出掛けることにした。ところがその当日、関東地方は雨とのことだったが、東海地方では今にも降りそうな雲行きではあったけれど、日焼け止めクリームの心配もちょっと頭をかすめたくらいであった。
残念ながら、この旅行には参加できなかった仲間のお一人YKさんに想いを寄せる。ご当人の気持ちと私たちの彼女への心が、すっきりとは晴れさせなかったのかも知れない。だってここに参加の皆さんは、晴れ男・晴れ女ですもの…。
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掛川駅まで東海道新幹線を使い、バスが駅前で待っていてくれていた。今日はバスで約190Kmを走って、今井浜温泉で一泊のコースだ。

日本平から絶景の富士山を眺める予定だったのに、生憎の厚い雲のお出ましだった。
ツアー一行は鼻息?で雲を追い払おう…などの声も上がって、バスガイドは“その言葉戴き!”とばかりに、何度か使ったけれど、漸く僅かばかりの冠雪富士山の頭がチラッとは見えたのだった。
それでもこの展望台での日差しは、写真を撮るには邪魔なくらいにそそがれていたのだが、富士の方向は生憎の雲間であった。
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三島わさび工場へ寄り、伊豆の踊子で有名な名瀑「浄蓮の滝」へ。
バスの中で90段の階段が急勾配であると案内があり、その覚悟で滝まで下りていったが、下り階段が苦手なHYさんは、初めの階段辺りで引き返えされた。
私も膝に疲労や、衝撃があると足が言うことを効かなくなった経験を持つので、膝に響かないような歩き方で行こうと注意しながら下りた。
SYさんはまっしぐらに下りられて、呼び止めても一途に、懸命に、下る階段の歩を進められた。下りられなかったHYさんに報告の為に滝を鑑賞し、自分たちの記念になればと滝をバックにシャッターを押してもらったりした。
“とおりゃんせ”の「行きはよいよい、帰りは恐い」の歌詞のそのもので、帰りは急勾配の階段を上らなくてはならないわけで、結構息が上がってしまった。
私は日頃の鍛錬もあった(?)ようで、もともと体力的には危なげないと思っていたSYさんだったのに、階段を登りきったところで「参った~」の表情。通り道の脇の土手に両手を支えて一息つかれ、これ以上は動かないという状態になってしまったことは意外だった。

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その後バスガイドの歌があったのは、もちろん石川さゆりの「天城越え」。歌詞の中にこの“浄蓮の滝”の言葉が雰囲気を盛り立てるのに効果的だと感じていたが、別の意味でもなかなかのものだった。
下段右2枚の写真は、河津七滝ループ橋 (スパイラル橋)。

そして今宵は今井浜で宿泊。47名の御一行様である。
海辺のリゾートホテルとして銘打った、エキゾチックな伊豆今井浜東急ホテルだった。
男性ばかりの9人グループもいて、その方々はお食事をゆったり楽しまれていたので、私たちグループは4人だけれど、その大勢さんのグループが席を立つまで、ゆっくりと食事を摂り、おしゃべりを楽しんだのである。
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翌日カーテンを開けると、雨が降っていた。海の波も結構荒れている。
この時は台風が近づいているお天気で、傘と雨除けの上着をすぐに対応できるように用意した。
以前堂ヶ島観光をした時もやはり雨が降っていたが、今回は東伊豆の今井浜は雨降りの上に波が高かった…。
朝の様子で堂ヶ島遊覧はガイドは心配して、電話で問い合わせたとのことだったが、西側の堂ヶ島の海は、波も無く静かだとのこと、どうやら遊覧船には乗れる見込みのようだった。
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このホテルの朝の食事は、いかにもハワイを思い出させた。
浴衣は1階の大浴場への往復も食堂でも禁止で、スリッパも使用せず靴着用とのご注意があったが、ビュッヘ形式で和食、洋食はお好み次第。

ペリーロードを散策する。
かつて黒船が停泊し、ペリーとの交渉が円滑に行くようにとの政府の配慮で美しく賢い「お吉」さんにおもてなしをさせた。そのお吉さんが愛知県内海の出身だとご案内があったが、乗り合わせた方々は、主に東海地方の方々。中には埼玉からと言うグループもあったけれど…。その内海というガイドさんのイントネーションが違うと地元の方が発言された。「ウツミ」は、強調のアクセントは「ウ」でもなく平らに発音でもない、「ミ」にあるのだと指摘。
ガイドさんは新しく知識を入れたとばかりに、そのアクセントを何度も練習された。
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そして了仙寺へ。了仙寺は日米下田条約がこの寺で行われたとのこと。そしてお吉さんが使ったというお籠も安置されていた。
バスガイドのご案内では、下田開国博物館の入館料は1000円で、了仙寺資料館は500円と言われたので、ざっと回れる資料館へ行こうと決めて入場した。
第2室にちょっと変わった展示品が置かれていて、それに驚き、そして釘づけ(?)となった。
原始的信仰に、豊年満作という願いから子孫繁栄までの信仰としての秘仏と言えるようなものに出会ったのであった。
大人、それも高齢者である我々は、驚きも物珍しさも心の奥に落ち着かせて、普段目にしていて何でもないもののように拝見させてもらった。






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by nagotu3819 | 2015-10-19 23:39 | 旅・散歩:食事 | Trackback | Comments(2)
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Commented by yukiusagi_syakuna at 2015-10-20 09:05
そよぎさんおはようございます。
伊豆にお出かけでしたか。
楽しいお友達と数日間を過ごされましたね。
そよぎさんの元気の素は、
こういったお友達との語らいですね。
良いな~、私も最近遠出の旅をしてないので、
どこか紅葉を見に行きたくなりました。
今日も良い天気です。
散歩に行こうっと。
Commented by nagotu3819 at 2015-10-20 11:43
♣雪うさぎさん、ごきげんよう。
のんびりと出来ましたが、その厚い雲が邪魔をしてサービス旺盛なバスガイドさんには「富士が見えました!」と散々焦ったりしました。帰りの夕焼け気味の空に影のようにくっきり浮かんで一同満足となりました。
伊豆は紅葉が綺麗ではないか、あまり紅葉狩りの話は聞いていないとか。山が色づく状態も良いですよね。
旅の良さは、やはり気が合った仲間とともに、…でしょうね。
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