娘に誘われて、院展鑑賞に出かけた。ちょっと気分転換にね…と。ではそうしましょうと誘われるままに。私は院展ファンなので、娘の同級生Y画家の時間の都合を頂いて共に会場を一巡できた。
最近、傾向が変わって来たんですが、お気づきになりましたか…、そう言われても、よくわからないが漠然とそんな感じもする。
世の中が変わった。そしてPCも駆使してこの画展会場でも活躍して描かれているというが、どこをどうすると簡単な説明を受けるが、いまいちピンとは来ない私。PCがこの独創的の極みだと思っている絵画の中に隠れながらも盛り込められているとはどうも理解しがたい。けれど、これですと指し示されれば、以前の描き方と違うのが分かる。そういう導きが無ければ、見逃しそうな感じでもある。
巨匠と言われたお馴染みで人気の先生方はもういない。お弟子さんの活躍は、既に巨匠であった先生方に代わり主導されていることも、あるのだろう。
かつて活躍されていた先生の名前や絵にまつわる話題にも、ボソボソとした声ではあったが鑑賞しながら耳にしたことは至福の感があった。
社会人を対象に教室があって、当時私の先生はF先生。F先生のその後を話して頂いたり、私が学んだ時F先生の助手だったH先生はスマートでお痩せになっていて…と話すと今は細くはありませんよと微笑まれたが、思いのほか、時の経過を思わされた。
さすが活躍中の娘の友だちYさんは、この会場にお出ましの
沢山の有名画家をご存じで、その都度ご挨拶を交わしている。
偶々、彼の掲げられている絵の前で
先輩の大家に、批評を頂いてもおられた。
皇室の方々が足を止めるお部屋が大体決まっているそうで、
ご自身の絵が良い部屋にあったという小さな驚きとともに
秘かに喜びをもたれていた様子であった。
雪舟関連では最優秀だったか、素晴しい賞を頂いていることもある
Yさんは、ますます実力を高めているようにお見受けした。
とにかく応援している。
そう言えばブログ友のYUさんの息子さんも入選されているので
どこかと探して拝見した。
確かに見なれた院展系の絵から飛躍されているので
素人の私があれこれ言えるものではないが
院展の傾向がどうなっていくかを
牽引される作家なのかもしれない…。
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散歩の話題↓
午後に差しかかり、ふと歩数計を見るとあまり歩いていないことが分かる。
そんなとき、ちょっと歩いて来ましょう…と、
洗濯ものを干さねば!感覚や、買い物をせねば!感覚で
散歩にでかけることがある。
体調を整えるための簡便方法は…?
それは今のところ散歩をすることである。