朝雨が降っていたので、散歩に出るのは止めたが、お昼近くなって外を見たら運よく雨が止んでいた。散歩が気持ち良いことだと経験したら、爽快感を思い出して、やっぱり行こうと腰をあげた。「重いリュックを背負ってまで、なぜ山登りをするの」「そこに山があるからさ」という会話は有名だが、私は「散歩は、そこに道があるから」と言うより、「爽やかさと体質改善が欲しいのよ」と答えるだろう。だから無理はしない。快適さを求めて歩くだけである。この日は土曜日。いつも散歩する私のお気に入りの場所は色々な行事をしていて、にぎやかだった。
競技場のゲートが開いていたので、ちょっと覗いてみたら、小中・高等学校の生徒の体育能力の記録をしているようであった。
そして、さらに歩き進んで行くと、ソフトボール大会だという。結構派手な応援と人出である。もっともこの向かい側はテニスコートもあるので、そちらへの参加者なのだろうか…。コスプレのような応援団はテニスコートの方の方らしい。↓
いつもと違う様子なので、キョロキョロと右に左に目を配って歩くので、少々歩く速度は落ちているかも知れないが、それも楽しい。一回りしてもう一度陸上競技場を別の位置から眺めて帰る。
いつも見ている白花のサルスベリはまだまだ、咲くのだろうが、花びらが散り敷いてみごとだ。
そして翌日。朝のうちは昨日と同様で、まだ天気が不安定であった。傘を差して行く人も見かけるが、ただ歩いてきたというだけとなろう。時にはそれも有りかとは思うが、早朝散歩は取りやめた。今日は友だちと11時半に駅で会うことになっている。その時に、散歩すれば小一時間かかると思うので、ちょうど良い距離と時間となるはずだ。10時半に出かけて、バスの通りではなく水路沿いの道や高速道路の下を通り抜けたりして、微妙な季節の移り変わりを感じながら歩いた。約束の時間よりやや早めの11時10分ごろに到着した。ここに示した歩数計は一日の歩いたもので、行く時は5500歩くらいであった。この時途中で傘を開いたが、気にしなければそのまま歩いている人もいた。しかし駅に近くなってからは結構降ってきていて、お店の方が傘の濡れを覆う細長いビニール袋を手渡すほどだった。
友だちとのひと時。
彼女は歩き過ぎて膝を悪くしたので、そうならないように用心してねと、話された。
ブロトモさん(押し花さん)も先日同じような心配をされていましたわ…。
私の膝はもともとは弱い。ずっと以前、下山時に膝が動かなくなって一歩も動けないほどの苦しさを味わった。
だから、傾斜のあるところではかなり用心する。ダッダッダとは下りないように、大地の力をやんわりと弱い膝に…というより、肢全体で受け止めるようにすることを学んだ。
平地ならいくらでも歩ける。上り坂も膝にそれほど負担はかからない。けれど、下り坂はあれ以来、注意している。濡れたり冷えたりも禁物だ。膝の痛みは今のところないが、持病のようなものを抱えているといつも思っているので。
彼女との語らいに、写真を見せて頂いた。↓
彼女とは一か月ぶり。まずお昼をご一緒して先月の発表会の様子や、中学時代のクラス会(彼女とは同級生だけれど、中学時代のクラスは別だった。)の写真を見せて頂く。
3年前頃からシャンソンの勉強をしておられる。発表会ではシャンソンでは無かったが、ALFEEの「恋人たちのぺイヴメント」をご自身で選んで発表したのだという。舞台化粧で見なれた彼女ではなかったが、もともと美しい彼女だ。舞台衣装も素敵だった。
食事をしてから、カラオケルームに行く。1時ごろから6時までフリータイムの料金であった。
喫茶店でお喋りするより、落ち着いて二人の空間が得られていいですねと、歌ったりお喋りしたりして自由な時を過ごした。同じ年齢の共通話題、多くを言わなくても判る。
過去の歴史的な体験からくる話題では、娘さんの優しさを感ずる心遣いやおよめさんへの何となく気になることなどと、共通して理解できる“終活”とか。一人で逝ってしまう危険性(個で生まれたのだから個で逝くのは当たり前よ~と割り切って居ながら…。)などとか、今もろもろ備えていたいこと、電気製品の耐化年数に及ぶようなことまで、話題はかなり広がっていき、十分気が済むほどに喋ってお別れした。
9月終わりに旅行するから、10月初旬に会えたらいいね…と言いながら、軽く手を振って「またね…。」