いつもそろそろ会いたいね…と、どちらともなく呼び合うように顔を合わせている高校時代のクラスメイトの K.ちゃん。
半月くらい前から、今日の午後なら都合が良いと聞いていたので、携帯にメール連絡をしてみた。
「今、池袋に出ているが…」とのお返事をもらった。
そして彼女の故郷にも近いこちらへ来ることにして、最寄りの駅で待ち合わせをした。
お昼も食べずに連絡後にさっとあらわれたので、よく私が利用している「Tndn.R.」で食事とした。お昼にしてはやや食べ過ぎ傾向かと、散歩を提案。
スポーツセンターなら、ジョギングや散歩コースがあって「2キロコース」「8キロコース」などと示しているので、行ったことがないなら行きましょうと。
センター内の桜はすっかり終わっていたけれど、花壇にはバンジーなど彩りを添えていた。それらを眺めながら、久しぶりにおしゃべりしながらの散歩…。
良いお天気なので、気持ちが良くあちらこちらを眺めながらの散歩は、うっすらと汗ばんでくる。10キロ程度歩いただろうか。
センターでは、カメラを構える人、ジョギングやウォーキングを楽しむ人、トラック内で陸上競技やボールを楽しむ人…、それぞれに体を動かして楽しんでいる。
そんな皆さんとすれ違い、眺めながら、しゃべりながら比較的ゆっくり目に歩いていた。
私はこの辺りは熟知していて、何気なく歩きながらも腰を下ろすところも心づもりしていた。駐車場近くの小高い所に藤棚と石のベンチが供えられているところがある。
かつて母とも散歩した所である。少しの疲れを癒そうと思って階段を上って藤棚のところにいった。
そこには石のベンチがあり、腰をおろしてゆったりしていると、緑の風が汗ばんだ背中に感じ気持ちが良かった。
そのような中で、普段はあまり話題にしなかったような話も、ポツリポツリと出てくる。
お互いに信頼し合っていなけらば話題にはしないだろうという感じの話も登場したりして…。
私は、ほとんど聞き役?であったかと思いつつも、振り返って反芻してみると、結構私も話して満足していたんだ…、話はやはりキャッチボールだからこそ盛り上がるんだよね…と、結論めいた。
陽も傾いてきたので帰ることを考えて、お茶も食事も出来るいろいろなお店が一か所に集まっている”O2-パーク”へご案内した。
そこは駐車スペースがゆったりしているので、とにかく一休み。
そのまま帰ってそれぞれ家で食事することも考えたが、午後から落ち合って、夕飯もご一緒するくらいの時間は必要だろうと、過ごし方が消化不良に感じるよりは増しかと、ずるずると別れの時を延ばしてしまっていた。
レストランに入り、軽く夕食のつもりでお料理を注文し、運ばれてくるのを待ちつつドリンクバーへ立ちあがった。
すると、なんと共通の旧クラスメート I.さんがご主人とともにこのレストランに来られていたのだった。彼女は同じくドリンクバーで何かをと、グラスを持ってばったりと顔を合わせたのだった。
それまでお互いに気付かなかったが、本当に偶然の出会い。一昨年のクラス会以来か。
そこで、「この後カラオケ?」と、I.さんに尋ねられた。
彼女 I.ちゃんは音楽関係のお仕事を長い間なさっていたので、歌もうまい。
うっとり聞かせて貰えるので、「食事がすんだら行きましょう」ということに急きょ決まった。ご主人は一足先にお帰りになられた。
午後の散歩や、歌を唄ったことにより、体を動かし使ったのだと思える元気な時間だった。
すっかり健康的な過ごし方だったと、これまではアルコールも入らない過ごし方はあまり無かったねと、友は言った。
そうね、大抵はアルコールメニューを組み込んだ寛いだ時間を楽しんでいたね…。
私がこちらで K.さんに会うときは、運転するのでもちろん私はお酒はない場合が多いのだが…、飲むことも楽しいことよね…。
次は飲むというメニューも入れてねと、言いながら別れた。
by nagotu3819
| 2015-05-03 00:44
| 交友録