雨降りの予報が出ていた今日は、約束していた美術館へ出かけました。
同級生の友だちが初めての出品で初めての入賞というのです。それが後期の展示の部で、この土曜日が最終日と言うので兎に角出かけました。
NHK学園生涯学習美術展です。
素晴らしいことに、彼女は一般の部で出品、NHK学園賞を頂いたのです。一般の部からの出品で賞を頂いたことは大変名誉なことだったと思われます。
初めはボタニカルアートで習得していたのですが、この際は「植物画」の部で、特にボタニカルアートから見ると、芸術的寄りというところでしょうか。初めは先生の絵を模写してから、自分の絵としては1年半前あたりから楽しみだしたと言われていました。幼少の時から絵がお好きだったし、お上手なことは知っていました。
さすが、一生懸命に描かれています。素敵でした。
美術館を出ると雨が降っていました。これで帰るのはちょっと惜しい。
天気予報が的中です。準備してきた傘を広げて散歩することにしました。久しぶりの友だちも来られたのです。
不忍池は、枯れた蓮や芦のような背丈の高い枯れた水草や、カモメ、鴨など鳥が飛びフナや鯉が泳いでいました。それから「旧岩崎邸庭園」に寄ることにしました。
冬枯れたお庭で、ツワブキの花も呆けているのがほとんどでした。
庭園に入ると、丁度ボランティアの説明が始まったところでした。建物の調度や柱その他はみんな重要文化財です、手は触れないようにというご注意です。
旧岩崎邸は彌太郎の長男の久爾の本邸でした。
当時は15,000坪の敷地に20棟も建てられていたんだそうです。
フランスから取り寄せたタイルは地震にもヒビが入らなかったとか、オールドバカラのグラスも少し並んでいました。以前も説明を聞きながら拝見したのに、説明の仕方内容、話しぶりで、印象も違います。
土曜日ですのに、街は静かな気がいたしました。
静かな雰囲気の所に行ったから。……?。
いいえ、雨が降っていたからでしょう。
友だちの絵の前で。
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