広島で起こった土砂崩れ、20日未明に突然人々を襲いました。
なんと…むごいことでしょう。
今朝(8月23日)の週刊深読みから(TV放映のものです)。
幼稚園生か小学校の低学年生の男の子が、取材を受けていました。
「早く出てきてほしい、もう、逢えないのかと思うと…」、
と、友だちを想い、こぶしで目を、顔をこすって、そして声が詰まってしまって言葉が続きません。
思わず私も貰い泣き…。
哀しいことです。
四季のある自然豊かな日本、雨ひとつとっても、日本語の表現の豊かさよ…。
確かに、そうです。
けれど、こんなに細長い国土のなかで台風の被害、地震の被害、雷や竜巻や、暑さ寒さで作物に対する影響が左右されたり…、自然からの影響をまともに受けてしまいます。
21日、22日のTV放送から画像を撮りました。
ただただ、人はその変化に翻弄されるだけです。
どう手を施したら、こんな哀しい目に遭わないで済むのでしょうか。
人の力で未然に防ぐこともできますが、それは防御するだけ。
自然のなりゆきを変えることはできません。
いや、むしろ自然を替えようとすると、その歪がどこかに出てくるのです。
山の、それでも平らなところを工夫して土地を均して家を建築したところが、一番弱くて土砂崩れです。
山からの水を吐き出す場所が宅地になったというのです。
国土が狭い、だから住めるように土地を削ったり埋め立てたりして心地よく暮らそうとするのですけれど…。
本当に残念で、むごいことです。
息子夫婦には、11月誕生の予定の孫がお腹に居るんだというおじいちゃんも居ます。
これからの未来を大きく背負っている幼い子供や、つい先日高校野球で活躍された選手も犠牲になったようです。どうしようもありません。
あの重たい水を含んだドロドロの土…。
悲しんでばかりで、私はただTVを観ているだけです…。
嗚呼…。
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