6号です。
画像として保存されたむかしの作品がある。
これも娘たちをモデルにベゴニアの花を配した絵と、そしてたまたま家で咲いていた花、ゼラニウムの絵を…。
絵を描き出した頃、実家に贈ったものである。
小さいけれども、岩絵の具を使って仕上げた。
あの頃は、取りつかれたみたいに描いたのに、今はなかなか描けない。
でも、こうして振り返っているのは、そろそろ描いてみたいと思っていると、自覚して奮起したいとおもっているからなのだ。
もう3,4年前にもその風が吹いていたのに…、安易な風に乗ってしまったようだ。
いつでも描こうと思えば描けるなんて、一方では思っているのに、なかなか取りかかることが出来ないのである。情けないと思いつつ、時は単にあちら側の方に吹き寄せられているのだ。
お友だちと逢いたいと思いだした。
そして今日、お誘いに応じて下さったK子さん。いつも、何だか定期便のようにお会いしたい気持ちになる。
私にとっても、多分彼女にとっても、大いに気分転換と言うか停滞気味の空気を押しだして、サヨナラをする時にはまた元気に過ごして行こうよという気持ちになれるのだ。
カラオケは、下手で曲に乗れないものがあったりするかも知れないけれど、K子さんと一緒なら、迷惑でも付き合って下さると言う気持ちもあって、気楽におおきな声で歌い、ストレスを発散する。
運動と言うか体にも心にも良いような気がするから、ひとつの健康法にも繋がる気がする。
喋りたいだけ喋って少し疲れて「またね…」ということで、さらりと別れるのが常である。
今日も、「また、来月ね…」とは言わなかったけれど…、きっとその頃にまた逢うのかも知れないという、余韻を残しつつ、駅頭で別れたのである。