ちょっと疲れた。立ち上がるのに時間がかかる。
こんなことを言ってはいけないと思いつつ、ここには正直に気持ちを吐き出してしまう。
『王様の耳はロバの耳』で、
井戸でしたか?森でしたか?
理髪師がその秘密を知ってしまって、耐えられなくなって誰も居ないとしたところで、大声で言ってしまって…、というように、誰も居ないという認識で、インターネットに載せている私。
疲れた~。
「再発見!ぶらりせんよう・千年の歴史を訪ねて」として、散歩会をなんと7日(日)に設定していた。
それが…土日は日本列島大荒れだと。
ひどい予報に恐れをなして、参加を取り消す会員、確認をする会員の電話連絡が入る。
TVからは、なるべく外出は避けるようにと予報士は言う。
Dボタンを押してみると、おひさまマークが午後の方に出て来ている。
微かな期待も。外は雨も瞬間的な強い風も吹くような嵐。
散歩資料6ページのコピーと、当日散歩あんしん保険も掛けて準備万端整えているのに…。
お天気が原因でこの散歩が流れたら、私の会長役はやはり降りた方が良いよと、天の神やら亡き父母の進言などがあったと、思いたいと自分なりの決心をしていた。
大袈裟と笑いなさるな。
朝の弱い私なのに、6時55分の天気予報で、止める決定の発信をせねばならない。
止めるとなったら、参加者に緊急連絡をせねばならない。
そんな緊張した朝、風は残っていたものの、明るい日差しが見える。
あ~、私に会長をそのまま務めよと…?
やるか、決まったものだもの。
今の段階でそんなことを思っているなんて、きっと誰も思ってはいないだろうが、私は優柔不断なの…。
その私が、右や左・やるとかやらない・それが好い悪い…などの決断を最終的に下す役目を、無理にもしなくてはならないのだ。
苦しい立場に立っている。
~ぶらりせんよう…~の散歩と、八重桜の花の下でのお花見のひとときが持てた。
《奇跡…》と、静かに座の後ろの方で、更にひっそりとこの華やかな宴をかみしめていた。
けれど、心身の回復に時間がかかって、翌日の穏やかな日差しのなかに身を置くのではなく、ぐったりと家に引きこもっていたのである。
そして気になっている、叔母の記録を必死にワードで起こして、夕方初めて外出。
ワードで起こした私の知らなかった親族、姻族などの逸話や繋がりについてのお話の展開を打ち終わり、印刷してそれを投函するために、ポストまでふらりと歩いただけであった。