少しずつ新しい車に慣れてきました。
以前のは、バックする時にサイドミラーが自然に下向きになって駐車用の白線を映してくれてたのに、変化なしです…と、苦情を申しましたら、気づきにくい膝の位置にボタンが有りました。
それがoffになっていたので、バックしてもミラーが下向きになってくれなかったのです。
運転手側のドアガラスが、開ける操作をすれば、あとは手を離していてもス~っと開けきるまで動いていたのに、今回は手を離すと、中途半端に止まってしまいます。 不便。 閉める時も然り。
そこで、その点を指摘して、操作し直して都合に合わせて動くようにして頂きました。
なんだか弛んでいませんか?
車王国の愛知では、どこの会社のものでも、TOYOTAに負けじと緊張していたのではないかと思います。
何処も調整しなくても順調に動きましたから…。
でも、新しい車は可愛い所があります。
エンジンを掛けると、「今日も安全運転をしましょう」と、ナビが喋りかけてくれます。
エンジンを切って駐車しようとした、ある所では「ここは盗難多発地帯です。気をつけましょう。」と言う。
こんなことは、気になりますね。用事を済ませるとすぐに車に戻りました。
送風口が360度動いてピタリと決まることも嬉しいです。
夕方、暮色の中で、杖をつき、腰を曲げた白髪のおばあさんが私の車の向かい側に駐車している車に乗り込みました。
やや後ろから若い娘さんが大きな買い物袋を手に、ついてきています。
その歩くには頼りなさそうなおばあさんが、何だか運転席に座った様に見えました。
暗くてその上向こうに見えるお店の明かりがあって逆光ですからはっきりしません。
まさか、運転するの?おばあさん…?
後部座席に荷物を置いた娘さんが、運転なさるのよね…?
外車なら左座席が運転手席。
左座席に娘さんは移るのよね…って勝手に思って見ていました。
ところが、右座席のおばあさんはそのまま発車。
あの歩く時は頼りなさそうに歩いていたお方が、運転して走り去りました。
高齢者マークが付いていたかどうかは確認しませんでしたが、その様子にはちょっと驚きました。
ちっともブレないで、確実に止まって左右確認して走っていました。
運転に慣れていさえすれば、車椅子の運転よりも、優しいのかも知れません。
あ~、世の中は高齢者がなんて多いのだろう…。
邪魔をせぬように生きて行かねば…と、思いました。