台風が来る。
でも、母の一周忌法要は行われた。
出席の人たちの都合もある。
そして、仏事はその日よりも前にするという暗黙の了解。
遅らせるのは、仏様に申し訳ないという気持ちが先立つ。
そして、彼もその日がちょうど都合の好い日…すなわちこちらに来る用事があった。
法事の前日は、大学時代の同窓会だから。
初めから延期することは全く考えていない。
私の家の仏壇の前で皆手を合わせて、一周忌のお参りする。
いつもは、母のきょうだいは招かずに、私たち世代以下の者でしていたが、お彼岸やらお盆やら関係の日には電話があった。
「Sちゃん、お母さんの方角を向いて手を合わせましたよ。本当はそちらに行けると良いのだけど、ごめんね。」と、言われる。
お線香をあげに、来たいと思っておいでになる。
けれど、年でもあるし家に病気を抱えている気がかりな人を置いて行くわけには行かないなどの理由で、思いきってここへ来ることもできないようだ。
前もって来てね…とお願いして来て頂いた。
そして皆と顔を合わせて喜んで頂けた。
これも供養のひとつと言える快い疲れ…。おやすみなさい。
by nagotu3819
| 2011-05-29 23:50